台風被災、ライブで支援 ファンキー加藤さんら、あすから八王子エイド /東京

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 台風19号で大きな被害に見舞われた八王子市内で16~17日、市ゆかりのミュージシャンらによるチャリティーライブ「八王子エイド」が開かれる。ヒップホップグループ「ファンキーモンキーベイビーズ」元メンバーで市出身のファンキー加藤さん(40)が呼びかけ、共感した仲間たちと開催にこぎつけた。

 参加するのは、同グループの元メンバーで市在住のモン吉さん、歌手のアヤ・エイトプリンスさん、八王子観光PR特使も務めるバンドのフラチナリズム、ニューロティカなど。ファンモンは、多くの楽曲で八王子の情景を歌ったり歌詞に地名を登場させたり、広く地域の存在を発信してきた。13年の解散後、市から感謝状も贈られた。

 八王子は10月、台風19号で民家への土砂流入など土砂災害161件、道路冠水93件が発生した。ファンモンのヒット曲「ちっぽけな勇気」で河川敷の光景が描かれた多摩川支流の浅川も氾濫した。加藤さんは、台風の八王子通過時、モン吉さんらに連絡をとって無事を確認したという。だが、被害の映像をテレビで見て「八王子は災害に強いという先入観があった。見慣れた景色たちが濁流にのまれる様子に非常に驚き、胸が痛んだ」と振り返った。

 「自分たちにできることをしよう」との加藤さんの呼びかけに、地元の音楽仲間らが賛同、無償での参加を表明してくれた。収益金は経費を除いた全額を義援金にする。

 ライブ会場は同市三崎町の「Match Vox」で、両日とも18時半開場。チケットは完売している。加藤さんは「つながることで生まれる温かさや心強さを、多くの人とわかちあいたい。できることはちっぽけかもしれないが、精いっぱい支援したい。今はつらくとも、もう少しだけ踏ん張って」と思いを込める。【野倉恵】

〔都内版〕

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