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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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長崎舞台の映画「祈り」 県内各地で撮影 被爆75年の来夏上映へ

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映画「祈り」の制作について記者会見した松村監督(中央)ら=長崎市平野町の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館で2019年11月25日午後3時29分、今野悠貴撮影
映画「祈り」の制作について記者会見した松村監督(中央)ら=長崎市平野町の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館で2019年11月25日午後3時29分、今野悠貴撮影

 雪の降るクリスマス、原爆で傷ついた女性2人が、戦争の傷痕を残すため、解体迫る浦上天主堂に忍び込む――。昭和30年代の長崎を舞台にした映画「祈り―幻に長崎を想(おも)う刻(とき)」が製作される。県内各地で撮影があり、被爆75年の来夏に全国上映される。【今野悠貴】

 原作は、長崎市出身の劇作家、田中千禾夫(ちかお)(1905~95年)の戯曲「マリアの首」(59年)。カトリック信徒でケロイドが残る女性(高島礼子さん)と、被爆地で男に乱暴され報復を誓う女性(黒谷友香さん)の2人が主人公だ。昭和32(1957)年、復興が進む長…

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【広島・長崎原爆】

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