メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

弘前藩が「秘薬」アヘンを製造 「気分良くなる」と評判、偽薬も流通

弘前城=2019年7月17日、吉岡宏二撮影

 江戸時代の津軽地方では、アヘン(阿芙蓉)の原材料であるケシが政策的に栽培されていた。弘前藩「御国日記」には栽培地や栽培に関わる医師名が記されており、「御用格」にはアヘンを用いた漢方薬「一粒金丹(いちりゅうきんたん)」の記事が多数見られる。

 服用すると気分が良くなる、疲れが取れる、熱が下がる、下痢が止まるなど評判は上々だったが、当初は津軽家の関係者に下賜される秘薬だった。家中の者はかなりの確度で入手できたので、家族や親戚のための願い出も多く、公用旅行の場合は優先的に認められた。

 藩外の者でも、藩米の輸送や販売を任せたり、借金を申し入れたりしていた商人などには下賜された。後には…

この記事は有料記事です。

残り951文字(全文1242文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 唐田えりかさんがドラマ出演自粛 東出昌大さんとの不倫報道で「反省」

  2. デマがSNSで拡散「武漢から関空入りの新型肺炎患者が逃走」 モザイク入り微博画像から

  3. 相模原殺傷 植松被告の変貌ぶりに衝撃受ける友人らの証言紹介

  4. 「結婚しなくていい」ヤジ問題で自民・杉田水脈氏、無言貫く 携帯を耳にあて立ち去る

  5. 新型肺炎「中国の感染者は推計5502人」 北大チーム、数百人は過小評価と分析

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです