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「生類憐みの令」 綱吉は本当に動物愛護の先駆者か 研究者が新著

「『生類憐みの令』の真実」を出版した仁科邦男さん

 生類憐(あわれ)みの令で知られる犬公方、徳川綱吉が今、マスコミなどで「名君」と呼ばれ「福祉国家の礎を築いた」ともてはやされているという。千葉県柏市在住の作家で犬の歴史を研究している仁科邦男さん(71)は、その再評価を真っ向から否定した「『生類憐みの令』の真実」(草思社)を出版した。

 例えば広辞苑。第1版では「極端に走って人民を苦しめ」となっていたが、第6版ではこの表現が消え、「動物愛護の触書の総称」に転じた。研究者の再評価に基づいた記述とみられ、「誤った歴史の評価をただしたい」と在野の作家の視点で問題提起した。著書などでは生類憐みの令は当初、綱吉が生き物の命を助けて功徳を積み、嫡子誕生の願いをかなえることが目的だった。ところが晩年は地震、洪水などの天変地異を鎮…

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