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演劇散策

源平の名を借りた大坂の陣=小玉祥子

「盛綱陣屋」の松本白鸚(左)=国立劇場提供

 歌舞伎演目の題材に最も多く取り入れられているのは源平の世界だろう。「義経千本桜」「一谷〓軍記(いちのたにふたばぐんき)」など枚挙にいとまがない。江戸時代は為政者である将軍家の事跡を題材とすることはタブーとされた。赤穂浪士のあだ討ちを主題にした「仮名手本忠臣蔵」は、南北朝時代の「太平記」に世界を移すなど制作者は禁を逃れるために工夫を凝らした。室町や源平ならとがめを受ける可能性は低い。

 そして今月。東京・国立劇場で26日まで上演中の近松半二らの合作による「近江源氏先陣館 盛綱陣屋」。これも北條時政と源頼家の権力争いに世界を借りてはいるが、実は徳川家と豊臣家の最後の抗争となった大坂の陣をモデルにしている。主人公の佐々木盛綱は松本白鸚が演じている。

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