性的少数者の子育て支援でNPOが冊子「どんな子か決めつけず見守って」

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長男と食卓を囲むしげさん=東京都内で2019年12月5日、野村房代撮影
長男と食卓を囲むしげさん=東京都内で2019年12月5日、野村房代撮影

 「らしさ」や「フツー」に縛られない子育てのヒントに――。親や子どもが性的少数者(LGBTなど)であっても偏見にさらされることがないよう、正しい情報や当事者の声をまとめた啓発冊子「にじいろ子育て手帳」が完成した。NPO法人「虹色ダイバーシティ」が、保護者や教育関係者らに読んでもらおうと製作。「男らしさや女らしさを否定するわけではなく、そこに当てはまらない人の存在を認めてほしい」との願いを込めた。

 冊子はLGBT当事者と非当事者計約1200人からインターネット上のアンケートで集めた声が基になっている。当事者、非当事者とも、9割以上が日本はLGBTの親が子育てしにくい環境にあると感じている。それが際立つのが、専業主婦家庭が多い幼稚園と、思春期のただ中の中学校。それぞれ半数近くの当事者が性のあり方を巡って嫌な思いを経験しており、1~2割台だった非当事者と開きがあった。

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