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民主政治の入門書、チベット語版に 中曽根元首相の相談役が原著

出版された訳書と原書を手にするチュイデンブンさん=東京都新宿区で2019年11月

 桐蔭横浜大非常勤講師でチベット圏出身の法学研究者、チュイデンブンさん(46)=東京都町田市=が、政治学者の矢部貞治(1902~67年)が51年に著した政治学の入門書をチベット語に翻訳、出版した。矢部は11月29日に死去した中曽根康弘元首相の相談役としても知られた。中国共産党の1党独裁下で学問や表現の自由が制限されている現状を踏まえ、「チベットの人々が政治学を基礎から学べる環境を作りたい。70年前の入門書にその価値がある」と話す。【藤田祐子】

 チュイデンブンさんは中国青海省のチベット圏出身で、2001年に留学で来日。南山大大学院、桐蔭横浜大大学院などで学んできた。その成果を故郷に還元したいと、母語で概説書の執筆を考えていた時に矢部の「政治学入門」と出合う。「政治運営の示唆に富み、思考の刺激になる。自分が書くより、これを翻訳したほうがいい」と感じたという。

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