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重文2点、無断切り取り 14点に可能性 岩手県教委認定

岩手県立博物館の文化財無断切り取り問題で、先行して調査していた重要文化財の調査結果について記者会見する県教委の幹部ら=盛岡市で2019年12月16日午後4時55分、和田大典撮影

 岩手県立博物館(盛岡市)の赤沼英男上席専門学芸員が、預かった文化財を無断で切り取っていた問題で、県教育委員会は16日、先行して調査していた重要文化財76点の結果を公表した。同県平泉町の柳之御所遺跡(平安時代)から出土した県所有の2点について学芸員が無断で切り取ったと認定。切り取り跡が確認される一方、所有者の承諾の有無が分からないものも14点あったという。重要文化財を傷付けた場合、文化財保護法違反に当たる可能性もあり、県は文化庁と相談して対応を検討する。

 調査で無断切り取りと認定されたのは2010年に重要文化財に指定された火舎(かしゃ)(香炉)と花瓶(けびょう)の2点。12年4月ごろ、学芸員が作業員に指示し、特殊なカッターで切り取ったが、所有者の県は切り取りを依頼・承諾していなかった。花瓶の切り取り跡は特定できなかったものの、採取したサンプルが残っていた。県教委は「県や文化庁の許可がないことは明らかで無断切り取りと判断される」として、文化財保護法…

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