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検証・セキュリティー/4 単独型テロ、阻止困難 抑止力効かず急に過激化

 「トレンド(傾向)は『ローンウルフ型』だ。社会に不満を持つ一匹オオカミがやる犯罪は対処が難しい」。東京五輪・パラリンピック組織委員会の警備局幹部が、国内で増加する犯罪のタイプに懸念を示した。五輪に向けても対策が求められるが、過激派組織に属さないローンウルフ型犯罪の兆候をつかむのは難しい。

 日本におけるローンウルフ型犯罪の典型ともいわれるのが、2008年、東京・秋葉原で起きたトラック暴走事件だ。男が歩行者天国に突っ込み、通行人を次々とはねるなどして7人を殺害、10人に重軽傷を負わせた。男は公判で「ネットの世界の住人に自分の存在を気づかせたかった」と語った。

 18年6月には、走行中の東海道新幹線の車内で男が隣席の女性2人になたで切りつけて負傷させ、助けに入った男性を殺害。「一人で生きていくのは難しく、刑務所に一生入りたかった」などと供述した。今年4月に秋篠宮家の長男悠仁さまが通う学校に侵入し机に刃物を置いた男は「全くノーマークの人物」(公安幹部)だった。

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