メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ニッポンへの発言

キーワード 皇后陛下と雪の女王=中森明夫

「アナと雪の女王2」のチャリティー上映会に臨まれる秋篠宮家の長女眞子さま(左)と次女佳子さま=東京都港区のTOHOシネマズ六本木ヒルズで2019年12月10日、玉城達郎撮影

 <『中央公論』は「ありのままで」を唄えない>と題する一文を当欄に書いたのは、2014年6月のことだ。当時、大ヒットしていた「アナと雪の女王」の批評を『中央公論』誌に依頼されて寄稿したら、掲載拒否された。なんと電話一本で!? 明確な説明もないままに。顚末(てんまつ)を当欄で明かし、掲載拒否原稿をインターネットで公開すると、大騒動となる。ネット上では論議を呼び、各種メディアに取り上げられ、朝日新聞の論壇時評にて高橋源一郎氏が言及してくれた。

 私の論旨はこうだ。「アナ雪」は雪の女王エルサと妹アナの姉妹の物語に見える。が、実はそれは一人の女性の内にある二つの人格ではないか? 雪の女王とは自らの能力を制御なく発揮する女性だ。彼女たちは幼少期から「女の子らしくないからやめなさい」と叱られ、自らの能力を封じ込め、王子様を待つ凡庸な少女アナとして生きるしかない。テーマ曲「レット・イット・ゴー」が「ありのままで」と訳され大ヒットした。王国を追放さ…

この記事は有料記事です。

残り1237文字(全文1658文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 海からイノシシ、窒息死させて返り討ち 長崎の50代男性に警察官もビックリ

  2. 東京・葛飾の火災死亡、身元は中江滋樹さん 投資ジャーナル元会長 警視庁特定

  3. 世界最高齢117歳・福岡の田中さんが聖火ランナーに 車いすで参加か

  4. 「死ぬ気がせん」116歳田中カ子さんにケーキ 敬老の日を前に 最高齢ギネス認定

  5. 難病を紹介する動画 人気声優が拡散に一役

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです