「性行為に合意なし」 伊藤詩織さん勝訴 元TBS記者に330万円賠償命令 東京地裁
毎日新聞
2019/12/18 14:25(最終更新 12/19 03:29)
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ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が、性的暴行を受けたとして元TBS記者の山口敬之氏(53)に1100万円の慰謝料を求めた訴訟の判決で、東京地裁(鈴木昭洋裁判長)は18日、「性行為には合意がなかった」として山口氏に330万円を支払うよう命じた。
判決によると、伊藤さんは山口氏に就職の相談を持ちかけたことをきっかけに2015年4月、東京都内の飲食店で飲酒。その後、ホテルに入った。
地裁は、伊藤さんが当時、強度の深酔い状態にあり、自らの意思でホテルには行っていないとした。さらに、その日のうちに産婦人科を受診し、数日後には友人や警察に相談していることを挙げ、合意のない性行為だったと認めた。
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