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「文武両道」貫く自由ケ丘 夢舞台で入賞狙う 全国高校駅伝

初めての都大路へ向けて調整する自由ケ丘の選手たち=北九州市八幡西区で2019年12月3日午後5時50分、黒澤敬太郎撮影

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 男子第70回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催)は22日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に7区間42.195キロのコースで開催される。自由ケ丘(福岡)は県予選で古豪の大牟田に競り勝ち、創部18年目で悲願の初出場を決めた。県予選で2時間5分49秒の好タイムを出しており、夢舞台で入賞(8位以内)を目指す。

 “4度目の正直”で都大路初出場を決めた。福岡県予選は2018年まで3年連続2位。昨年は優勝候補の筆頭に挙げられたが、優勝した大牟田に24秒差で敗れた。今年は塚田翔伍主将(3年)ら昨年の悔しさを知る5人がメンバーに残り、雪辱を期した県予選でこの5人が区間賞を獲得。2位の大牟田に50秒の大差をつけ、都大路への初切符を手にした。

 駅伝部の創部は2002年。創部当時から指導する岸本隆雄監督(50)は「最初は部員が足りず、サッカー部員を借りて県予選に出ていた」と振り返る。

 今年の県予選メンバーは全員が高校のある北九州市や周辺の中学出身者。自宅から通学し、多くが難関大学を目指す進学クラスに所属しており、通常の授業以外にも朝や夕方の課外授業に出席する。駅伝の練習に充てる時間は限られるが、「うちはこれが当たり前だと思っている」(岸本監督)と文武両道を貫いてきた。

 中学時代に全国レベルの実績を残した選手はおらず、各選手は高校入学後から着実に力をつけてきた。中学時代はサッカー部だった塚田主将は、「他の競技に挑戦したい」と駅伝部に入部した。当初は5000メートルが15分54秒だったが、「練習の中できつい時の粘り方やタイミングが分かるようになってきた」と順調に成長し、現在は14分41秒と1分以上もタイムを縮めた。

 昨年、岸本監督と選手たちは県予選で2位に終わった悔しさを胸に、都大路に足を運んで沿道でレースを観戦した。観客やスタッフの多さ、ランナーへの大きな声援を目の当たりにした選手たちは「夢の舞台。来年はここで絶対に走る」と決意を新たにした。

 初めての大舞台にも「伝統校と比べてプレッシャーは少ない。生半可な気持ちで入賞はできないので、全員が強い気持ちで臨みたい」(塚田主将)と選手たちに気負いはない。県予選では2時間5分49秒の好タイムを出しており、都大路でも序盤から積極的に仕掛けていければ入賞争いも見えてくる。【黒澤敬太郎】

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