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女性活躍推進へ平等度向上を=横山広美・東京大学教授

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 ジェンダー平等の講義やセミナーを大学で必修化してはどうか。

 私が参加する東京大学の卓越大学院「変革を駆動する先端物理・数学プログラム」(代表・村山斉)では、来年度からジェンダー平等のセミナーを必修化する。数学や物理といった日本では女性率が極めて低い分野でも女子学生の本来の力を発揮するには、ハラスメント防止はもちろん、真のジェンダー平等意識を高める必要がある。近年の研究では、環境が整えられ期待がかけられることで女子学生も高い能力を発揮することがわかってきている。

 この2年ほど、理系の中でも数学や物理学などのいわゆる数物系に女子学生が進学をしにくい理由を解明する学際研究を行っている。日本の理系女子学生の割合は低く、昨年は30%程度である。中でも数学は19%、物理学は15%と低い。

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