「訪日外国人が不思議がるんです。日本人って着物、着ないのって」
日本人がほとんど身につけなくなった着物を広げる活動を国内外で続ける。昨年はパリで、今年はベルリンで、現地の男女に着物を自分で着てもらうセミナーを開いた。
2002年、子ども5人を連れて米カリフォルニア州に住んだとき、日系人社会が開く盆踊り大会に足を運んだ。日系3世、4世という人たちが独自の着付けをして踊っていた。「着物は日本人の魂」と気付き、「どうして日本人は着物を捨ててしまったの!」と感じた。
帰国後、着物を中心に地方活性化を進める一般社団法人「トラディションジャパン」を設立。着物活性プロデューサーとして、08年から「温故知新」と名付けた着物ショーを毎年のように開く。最近は、訪日外国人に着物や浴衣を着る楽しさを伝えている。
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