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Stand・by・you!そばにいるよ

相模原市の障害者施設で元職員が入所者ら46人を殺傷する事件が起き、障害者は不幸だと決めつけるような容疑者の供述が社会に衝撃を与えました。それでも福祉や介護、医療などの現場では、共生を願い、誇りとやりがいを持って当事者のそばに寄り添う人たちがいます。「Stand by you! そばにいるよ」では、これからを担う世代の奮闘を紹介していきます。

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Stand・by・you!そばにいるよ

互いに尊重しながら働く環境を作る 障害がある社員のサポーター・足立吉央さん

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足立吉央さん(25)

 「何か困ったことはありませんか?」。相手の目を見て丁寧に耳を傾ける姿には、ベテランのような頼もしさがある。

 企業が障害者の働く場を増やすのに、書類の電子化や郵便の振り分けなど比較的簡単な業務を委託する「特例子会社」を作り、障害がある人を雇用する方法がある。SOMPOホールディングスにも特例子会社「SOMPOチャレンジド」(西東京市)があり、そこで部署を横断してスタッフを手助けし、相談対応に当たるサポーター職を務めている。

 高校時代、統合失調症を患う友人ができたのがきっかけで福祉の道を志した。大学で精神保健福祉を学び、アルバイト先だった知的障害者の入所施設に就職。だが、障害のある人とない人の関わりを社会に広げたいと感じ、企業の中に身を置く挑戦を選んだ。

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