議場で「分身ロボット」試用 頸椎損傷の奈良市議 遠隔操作で音声や映像確認

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議場で試用したロボットについて説明する林政行議員=奈良市役所で2019年12月16日、姜弘修撮影
議場で試用したロボットについて説明する林政行議員=奈良市役所で2019年12月16日、姜弘修撮影

 奈良市12月定例議会最終日の16日、肩から下が動かず電動車椅子で議員活動をしている林政行議員(37)が議会の許可を得て、カメラとマイクを搭載した小型ロボット(高さ23センチ)を本会議場で試用した。林議員は「まず自分の身の回りでどれだけ活用できるか試したい」と話す。【姜弘修】

 林議員は天理高校3年生の時にラグビー部の練習試合で頸椎(けいつい)を損傷。重度の障害が残ったが、政治を志し、前回の市議選で初当選した。挙手や起立による意思表示が難しく、本会議や委員会では議会事務局の職員が付き添い補助している。

 議場に持ち込んだのは、オリィ研究所(東京)の分身ロボット「OriHime」。通話機能だけでなく、スマートフォンなどによる遠隔操作で腕や首が動き、その場にいなくても意思表示できるのが特徴だ。林議員が11月下旬から自費で1カ月間、レンタルして使っている。

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