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「だれもが愛しいチャンピオン」知的障害者バスケ成長描く映画、27日から

映画「だれもが愛しいチャンピオン」の一場面(© Rey de Babia AIE, Peliculas Pendelton SA, Morena Films SL, Telefónica Audiovisual Digital SLU, RTVE)

 知的障害者のバスケットボールチームの選手とコーチの交流と成長を描いたスペイン映画「だれもが愛(いと)しいチャンピオン」が27日から全国で公開される。障害とは何か。何が基準なのか。幸せとは――。作品は問いかける。ハビエル・フェセル監督に映画の魅力や撮影の裏話などを聞いた。

 映画はプロチームのコーチを解任された男性が障害者チームのコーチに就き、全国大会で快進撃をみせるというストーリー。当初、コーチは選手の言動に戸惑う。「まっすぐ走れ」と指示するとそのまま体育館から出て行ってしまう。靴を左右逆に履いていることに気づかない。

 だが、選手たちの目線は違う。「僕をばか扱いする連中は僕を知らないだけ」(ある選手)。コーチは短気でたびたびかんしゃくを起こしていたが、徐々に選手を褒めるようになる。「対処法を我々が教えている」(別の選手)――。そんな、心に刺さるセリフが随所に出てくる。

 出演者の多くは知的障害者。フェセル監督によると、オリジナルの脚本があったが、出演者に合わせてセリフを「あて書き」し、ほ…

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