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滝野隆浩の掃苔記

葬儀「評価」の仕組み

 <滝野隆浩の掃苔記(そうたいき)>

 インターネットを使った定額の僧侶派遣サービス「お坊さん便」を提供してきた「よりそう」(東京都品川区)が10月末、ネット通販大手アマゾンから撤退した。猛反発していた仏教界とは和解したのだろうか。

 ネットから手配し僧侶に読経などしてもらうこのサービスは2013年に始まり、15年からアマゾンに出品された。「菩提(ぼだい)寺を知らない」首都圏に住む人たちの、「取り急ぎ仏式の葬儀を」というニーズをとらえて大きく売り上げを伸ばしてきた。「相場」の分からないお布施の金額で迷う必要がなく、簡単に決済できる仕組みは便利だったろう。

 だが、仏教界には看過できない問題だった。全日本仏教会は16年、「(お布施は)宗教行為に対する対価ではない」「定額にすることによって本来の宗教性を損なう」とアマゾン側に販売中止を求めていた。「よりそう」側は全日本仏教会などと対話を重ねてアマゾン撤退を決めたという。ただ、自社サイトでのサービスは存続し、新たに(1)葬儀の満足度に応じて追加の料金を払える「おきもち後払い」の決済(2)無料通信アプリ「L…

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