金融検査手引を廃止 「半沢直樹」にも登場 バブル後の厳格不良債権処理、弊害も 銀行に独自融資促す

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 金融庁は、バブル崩壊後の不良債権処理のため1999年に導入した「金融検査マニュアル」を廃止した。廃止は18日付。厳格な査定で不良債権をあぶり出し銀行経営の健全化に威力を発揮したが、銀行の意欲的な融資を制約するなど弊害も目立つためだ。金融庁は新たな検査指針で各行の独自の経営戦略を反映した融資判断を促すが、一部の地銀からは戸惑いの声も漏れている。【古屋敷尚子、浅川大樹】

 「マニュアルは不良債権処理に対応するための緊急措置。これからは銀行が自らの判断で、積極的に企業の成長を後押しする必要がある」。金融庁幹部はマニュアル廃止の狙いをこう話す。

この記事は有料記事です。

残り1210文字(全文1481文字)

あわせて読みたい

注目の特集