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全日本 フィギュア

男子 SP ショートプログラム 完全 詳報

男子SPで演技する羽生結弦=東京・国立代々木競技場で2019年12月20日、佐々木順一撮影

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男子SP 羽生「非公認世界最高」で首位発進 復活の宇野が2位

【写真特集】羽生が、宇野が、強く美しい男たちの戦い

    <全日本 フィギュア 女子 フリー 速報 ライブ =21日>

     来年の世界選手権(カナダ・モントリオール)の代表選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権は第2日の20日、東京・国立代々木競技場で男子ショートプログラム(SP)が行われた。4年ぶり出場の羽生結弦(ANA)が国際大会ではないため非公認記録ながら世界最高となる110・72点でトップに立った。大会4連覇を狙う宇野昌磨(トヨタ自動車)は105・71点で2位、今月初旬のジュニアグランプリ(GP)ファイナルで日本選手4人目の優勝を果たした佐藤駿(埼玉栄高)は82・68点で3位と好位置につけた。シングル最後となる高橋大輔(関大KFSC)は65・95点で14位。フリーは22日に行われる。

    <宇野、気負わず自己最高得点「ようやく自分に戻れた」>

    <羽生「世界最高」極めた美 プーさんの乱舞はなかったが>

    <15歳佐藤「直訴の4回転」成功 「普通にやったら成長ない」>

    <高橋大輔、ラストダンスは「思いきり一人で」>

    男子SPの順位(5位まで)得点  技術点   演技構成点・減点
    1位 羽生結弦  110.72  62.33   48.39    0.00
    2位 宇野昌磨  105.71 58.78   46.93    0.00
    3位 佐藤駿  82.6847.62   35.06    0.00
    4位 田中刑事  80.9040.21   41.69    1.00
    5位 島田高志郎  80.5942.55   38.04    0.00


    第5グループ演技終了

    30番滑走  日野龍樹(中京大学)

    1995年2月12日生まれの24歳。今季は中部選手権で自己ベストを出し優勝、西日本選手権4位。SPの得点は、62.47

    29番滑走  友野一希(同志社大学)

    1998年5月15日生まれの21歳。GPスケートアメリカは5位、ロシア杯は8位。2022年北京五輪を見据え、世界選手権・4大陸選手権代表の座を目指す。

    果敢に4回転に挑んだが、2回転になるなど、演技全般で細かいミスが目立った。

    SPの得点は、73.06

    友野

    「(4回転サルコウが2回転になり無得点)今季は練習が良くて試合でできないパターンが多い。4回転サルコウは直前までいい気持ちで臨めていたのに、ああいう形になってしまった。本当に本番の弱さかな。フリーは思い切って行くだけ。自分が満足できる演技ができれば」


    28番滑走  髙橋大輔(関西大学KFSC)

    男子SPで演技する高橋大輔=東京・国立代々木競技場で2019年12月20日、佐々木順一撮影
    1986年3月16日生まれ、33歳のスケート界のレジェンド。バンクーバー五輪銅メダリスト、世界選手権は金1個、銀2個。アイスダンスへ転向のため、競技大会としては今回が男子シングル最後の出場。今季は公式戦出場がない。
    場内はすごい歓声。3-3回転、トリプルアクセルは回転不足か。しかし、最後まで滑り切った。
    キス&クライで長光歌子コーチと笑顔で言葉を交わす。高橋のSPの得点は、65.95

    高橋

    「出来としては最悪かな、という思い。練習が積めていなくて出た結果。悔しいです。(練習ではジャンプも上向きだった)こっちに入ってから調子はすごく良かったが、良い状態での練習をやりきれなかった。練習は大事だと改めて思った。SPを通過できるかも不安だったが、何とかフリーには行けた。あまり考えずに、最後、思いきり、やれることをやりたい」


    27番滑走  山本草太(中京大学)

    2000年1月10日生まれの19歳。今季は西日本選手権2位。9月のUSインターナショナルクラシックでは今季自己ベストの240.11を出した実力派。しかし滑り出しで転倒してしまうアクシデント。SPの得点は、68.16

    26番滑走 鎌田英嗣(明治大学)

    1997年2月2日生まれの22歳。今季は東日本選手権3位。都民体育大会では自己ベストの186.43で優勝。
    SPの得点は、55.30


    25番滑走 須本光希(関西大学)

    2001年2月4日生まれの18歳。西日本選手権では自己ベストで3位となった。
    SPの得点は、72.81

    第4グループ演技終了 宇野復活も、羽生が上回る

    24番滑走 山隈太一朗(明治大学)

    2000年4月14日生まれの19歳。今季は東日本選手権優勝。
    SPの得点は、64.88

    23番滑走 羽生結弦(ANA)

    男子SPで演技する羽生結弦=東京・国立代々木競技場で2019年12月20日、佐々木順一撮影

    1994年12月7日生まれ、25歳になった羽生。4年ぶりの全日本出場となった、フィギュア界の至宝。
    今季は負傷もなく好調で、ベストはGPカナダ杯の322.59。宇野の高得点105.71が、一つの目安に。
    冒頭の4回転サルコウ、次の4-3回転、トリプルアクセルを次々に決めていく。ステップもスピンも、レベル4。静かに、しかし、力強く演技を終えた。
    今大会からプレゼントの投げ込みが禁止となったため、恒例となった「リンクを埋めるくまのプーさん」は見られない。
    羽生のSPの得点は、110.72。ISU公認大会ではないが、今季自己ベスト

    もちろん、この時点で1位。

    羽生

    「とりあえず、ホッとしている。(4年ぶりの全日本選手権は)プレッシャーの方が大きい。ただ、プレッシャーは力。期待されるから頑張らなきゃと思う。とりあえず、一歩ずつ進んでいるのかな。

    (フリーは)しっかり休んで調整しながら。今回の(連続ジャンプを2番目に、トリプルアクセルを後半にした)構成変更はGOE(出来栄え点)をすごく意識したものだった。

    (今後の構成は)最初のジャンプ次第。もしかしたらループやルッツをSPの頭に入れるかもしれない。そういうことも視野に入れつつやっていきたいとは思っている。」


    22番滑走 佐藤洸彬(南部美人)

    1995年12月6日生まれの24歳。今季は、東北・北海道選手権で優勝、東日本選手権で2位。
    SPの曲は「チャップリンメドレー」
    SPの得点は、78.84

    21番滑走 田中刑事(倉敷芸術科学大学)

    男子SPで演技する田中刑事=東京・国立代々木競技場で2019年12月20日、佐々木順一撮影
    1994年11月22日生まれの25歳。
    全日本は2位、2位、3位。平昌オリンピックは18位。「第3の男」に甘んじず、尽き抜けるために大事な今大会。
    冒頭のトリプルアクセルはしっかり降りたが、次の4回転で着氷が乱れた。終盤のコンビネーションもバランスを崩した。
    SPの得点は、80.90

    田中

    「(4回転サルコウの着氷が乱れるなど)ジャンプの不安がそのまま出たようなプログラムになってしまった。練習でも、自分の跳びたい4回転サルコウのイメージとは違うジャンプを跳んでいた。それ以外の面、見せ場のステップなどはしっかり滑ろうと思った。フリーで巻き返せるかは自分の強さ次第」


    20番滑走 島田高志郎(木下グループ)

    男子SPで演技する島田高志郎=東京・国立代々木競技場で2019年12月20日、佐々木順一撮影
    2001年9月11日生まれの18歳。今季はGPスケートアメリカで10位、NHK杯で9位。
    コーチはステファン・ランビエールさん。4回転ジャンプを決めた。
    SPの得点は、今季自己ベストの80.59

    島田

    「今季やってきたSPの中で一番いい出来。そこは自分に誇りを持って、次のステップへとつなげていきたい。(下の世代にも注目選手がいるが)気にならないと言ったらうそになる。でもジュニアの子たちに負けたくないという気持ちはなくて、まず自分自身がすべきことをやるという目標がある。(フリーに向けて)順位とかは全く気にしていない。今までやってきたことを全てぶつけるだけ」


    19番滑走 宇野昌磨 (トヨタ自動車)

    男子SPで演技する宇野昌磨=東京・国立代々木競技場で2019年12月20日、佐々木順一撮影
    1997年12月17日生まれで3日前に22歳になった。全日本3連覇、平昌オリンピック銀メダル、2017・18年とGPファイナル連続2位。赫赫たる実績の宇野が、今季は苦しんでいる。GPロシア杯は4位、フランス杯はなんと8位。今季ベストは255.23と、昨季よりも30点以上低い。4季ぶりの羽生との対決となる全日本で、本来の姿を取り戻せるか。この大会から、おなじみのステファン・ランビエールさんがコーチについてくれたのはプラス材料だ。

    曲は「Great Spirit」。力強い歌声に合わせるように、冒頭から4回転ジャンプをつづけさまに決めた。トリプルアクセルもしっかり着氷。ここまですべての要素で加点されている。演技終了後、たたきつけるようなガッツポーズ!強い宇野が戻ってきた。

    宇野のSPの得点は、105.71もちろん、この時点で1位。

    宇野

    「今日は失敗をしても後に引きずらないようにしようと思っていた。練習で80%できても20%は失敗しているようなことを、試合で失敗した時になぜ落ち込むのかと思って。だから跳べなくても、思い切りやるぞ、と。

     偶然(冒頭の)4回転フリップがうまくいって、そこから練習通りにやった。最後のステップをやって、もう大丈夫と思った時に、早くうれしさを表現したいという気持ちがあった。

     今までで一番いい状態。ようやくいつもの自分に戻れた。どん底を経験したから今までと違う考えも持てたし、練習も楽しいと思うようになった」


    第3グループ演技終了

    18番滑走  壷井達也 (中京大中京高校)


    2002年12月17日生まれ、17歳になったばかり。
    2018年の全日本ジュニア王者だったが、今大会は負傷で棄権となり、リンク上であいさつ。
    場内からは温かい拍手が贈られた。

    17番滑走 木科雄登(金光学園)

    2001年10月15日生まれの18歳。今季は全日本ジュニアで自己ベストの6位。
    ジャンプ、スピンで加点のつく演技、最後にはガッツポーズ。キス&クライでは
    濱田美栄コーチと握手。
    SPの得点は、自己ベストを更新する77.15

    16番滑走 鍵山優真(星槎国際高等学校横浜)

    男子SPで演技する鍵山優真=東京・国立代々木競技場で2019年12月20日、佐々木順一撮影
    2003年5月5日生まれの16歳。コーチは父の鍵山正和さん。
    11月の全日本ジュニアは自己ベストで優勝。直前のジュニアGPファイナルは4位。
    佐藤駿の得点を上回ることはできるか。冒頭のトリプルアクセルが抜けてしまう痛恨のミス。
    4回転ト―ループはきれいに着氷。
    SPの得点は、77.41。この時点で佐藤に次いで2位。

    鍵山

    「(冒頭のトリプルアクセルが0・5回転のみになり)予想外のミス。エッジが引っかかってしまった。ミスした瞬間に(3回転)ループでいくか、4回転(トーループ)をやるか迷ったが、全日本では挑戦をテーマにやっているので、4回転がしっかりと跳べて良かった。(ライバルの佐藤駿選手の得点を見て)ほぼノーミスの演技ですごいなと思ったし、その時は超えてやろうと思っていた。フリーは失うものは何もないのでしっかりできたら」


    15番滑走 中野紘輔(福岡大学)

    1997年5月22日生まれの22歳。
    今季は中四国九州選手権で自己ベストを出し2位に。西日本選手権は8位。
    SPの得点は、56.92

    14番滑走 吉岡希(アクアピアスケーティングC)

    2003年12月15日生まれ、16歳になったばかり。今季の全日本ジュニアは5位。期待の新星の一人。
    トリプルアクセルを決め、4回転にも挑んだ。
    SPの得点は、64.56

    13番滑走 石塚玲雄(早稲田大学)

    1999年11月14日生まれの20歳。
    今季は東京選手権3位、東日本選手権5位
    SPの得点は、52.41

    第2グループ演技終了

    12番滑走 時国隼輔(同志社大学)

    1997年7月26日生まれの22歳。今季は西日本インカレ6位。西日本選手権13位。
    SPの得点は、53.59

    11番滑走 小田尚輝(倉敷芸術科学大学)

    1997年12月1日生まれの22歳。今季は中四国九州選手権で優勝。西日本選手権11位。
    SPの得点は、61.18

    10番滑走 鈴木潤(北海道大学)

    1994年5月8日生まれの25歳。今季の東日本選手権で6位。今大会唯一の国立大学所属の選手。
    SPの得点は、63.49

    9番滑走 中村優(関西大学)

    1996年9月7日 生まれの23歳。2016年の全日本では6位に入ったこともある実力派。今季の西日本選手権は5位。
    SPの得点は、74.39。この時点で3位。

    8番滑走 山田耕新(SMBC)

    1991年9月4日生まれの28歳。コーチは濱田美栄さん、田村岳斗さん、石原美和さん、中庭健介さん。コリオグラファーはキャシー・リードさん。今季は西日本選手権9位。昨年の全日本選手権は20位。
    SPの得点は、62.17

    7番滑走 山本恭廉 (アテナ豊橋FSC)

    1996年11月1日生まれの23歳。今季は中部選手権2位、西日本選手権12位。全日本は初出場。
    SPの得点は、59.27

    第1グループの演技終了

    6番滑走 国方勇樹 (日本大学)

    2001年3月27日生まれの18歳。ジャンプではダウングレードも。
    SPの得点は、46.36

    5番滑走 本田太一 (関西大学)

    1998年8月2日生まれの21歳。本田きょうだい(真凜、望結、紗来)の3女子選手の兄。
    3-3回転のコンビネーションを決めた。納得がいかなかったのかキス&クライでは苦笑いも
    SPの得点は、61.22

    4番滑走 佐藤駿 (埼玉栄高校)

    男子SPで演技する佐藤駿=東京・国立代々木競技場で2019年12月20日、佐々木順一撮影
    直前のジュニアGPファイナル男子で優勝を果たした注目の新星。
    2004年2月6日生まれ、まだ15歳。4回転ト―ループなど4本のジャンプを見事に決めた。
    SPの得点は、シーズンベストとなる82.68

    佐藤

    「全日本選手権で4回転をできて、80点も超えることができてよかった。(4回転トーループを跳ぼうと決めたのは、演技直前の)6分間練習で調子がよかった(から)。80点を超えたい思いも強く、4回転を跳ばないと超えないと思った。不安はあったが、自信はついていたので、やるしかないと思った」


    3番滑走 櫛田一樹 (関西学院大学)

    1999年6月9日生まれの20歳。コーチは林祐輔さん、長光歌子さん、淀粧也香さん、有川梨絵さん。
    SPの得点は58.66

    2番滑走 本田ルーカス剛史 (綾羽高校スケート部)

    2002年9月15日生まれの17歳。コーチは濱田美栄さん、田村岳斗さん、キャシー・リードさん。
    SPの得点は75.72

    1番滑走 渡辺純也(関西学院大学)

    1997年7月18日生まれの22歳。コーチは中野園子さん、グレアム充子さん。
    SPの得点は58.21

    ※速報のため、得点など、数字が異なっている場合があります。

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