辞任の総務次官、漏洩先は日本郵政副社長 「NHKまるで暴力団」発言の主

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日本郵政の鈴木康雄上級副社長(左)と総務省の鈴木茂樹事務次官
日本郵政の鈴木康雄上級副社長(左)と総務省の鈴木茂樹事務次官

 日本郵政グループに対する行政処分案の検討状況を日本郵政に漏えいしたとして20日に停職3カ月の懲戒処分を受け、同日付で退職した総務省の鈴木茂樹事務次官。その漏えい先は、総務次官OBである日本郵政の鈴木康雄上級副社長だった。鈴木上級副社長は、かんぽ生命保険の不正販売を追及したNHK番組を巡り、郵政グループからの抗議を受けたNHK経営委員会が上田良一会長に対して厳重注意をした問題で、NHKへの抗議を主導。NHKの取材手法を「まるで暴力団」と批判していた。

 鈴木上級副社長は1973年に旧郵政省に入省。放送行政に長く関わり、2009年に総務省事務次官に就任した。13年6月に日本郵政の副社長に就任し、15年6月から上級副社長を務めている。郵政グループで与党国会議員とのパイプ役を担い、菅義偉官房長官とも近いと言われる。

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