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台風19号被災地に「孫からの」クリスマスプレゼント 学生らが手作りケーキ 長野

くりのみ園の卵でパウンドケーキとクッキーを手作りした山崎未唯花さん(左端)ら県立大のメンバー=長野市三輪8の同大で2019年12月15日午前11時12分、錦織祐一撮影

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 長野県立大(長野市)の学生グループ「農業振興バトン」が24日、台風19号で被災した長野市豊野町で、メンバー手作りのクリスマスケーキを配る。代表の同大1年、西崎啓吾朗さん(19)は「被災者はシニアの方が多いので、孫からプレゼントを贈る心境。1回限りではなく、卒業するまで被災地に向き合っていきたい」と話す。

西崎啓吾朗さん(右から3人目)ら「農業振興バトン」のメンバー=西崎さん提供

 西崎さんは飯綱町育ち。祖父は滋賀県甲良町で無農薬米を栽培する農家で「いつか祖父と農業がしたい」と思っていたが、中2の時に祖父ががんで死去。亡くなる直前に、「孫の喜ぶ顔が見たい」と植えたミカンとイチジクをともに食べた思い出から「消費者の心に宿る農作物を作りたい」と、長野商業高3年の時から飯綱町の休耕田を借りて米作りを始め、今年4月に仲間とバトンを結成した。

 バトンは、障害者の福祉農園「くりのみ園」(小布施町)と連携していたが、台風19号で長野市富竹の農園が被災して田んぼや鶏舎が被害を受けた。「何かの役に立てて」と卵500個の提供を受け、被災地にクリスマスケーキを贈ることを発案。メンバーで同大健康発達学部1年の山崎未唯花(みゆか)さん(19)ら6人が、パウンドケーキとクッキーの詰め合わせ200人分を手作りした。

 24日は午前10時から、長野市豊野町にオープンした交流施設「まちの縁側ぬくぬく亭」でケーキとクッキーを配る。コーヒーチェーンのスターバックスもコーヒーを提供する。問い合わせはメール(baton.agri@gmail.com)。【錦織祐一】

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