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梅宮辰夫さんが愛娘アンナさんに残したメッセージとは? 自叙伝「不良役者」刊行

梅宮辰夫さんの自叙伝「不良役者 梅宮辰夫が語る伝説の銀幕俳優破天荒譚」(双葉社)

 12日に81歳で死去した俳優の梅宮辰夫さんの自叙伝「不良役者 梅宮辰夫が語る伝説の銀幕俳優破天荒譚」(双葉社)が20日、刊行された。「週刊大衆」での連載を加筆修正した本だ。東映ニューフェースとしてデビューし、映画やテレビドラマで俳優として活躍した梅宮さんは親交があった高倉健さんや松方弘樹さん、山城新伍さんらの思い出をつづる一方、最後は愛娘、アンナさん(47)への思いで締めている。梅宮さんがアンナさんに書き残したメッセージとは……。【佐々本浩材】

 梅宮さんは日本大学在学中の1958年に東映第5期ニューフェースに選ばれ、翌年には銀幕デビューした。当時の華やかなりし映画界で「梅宮伝説」として残ったさまざまなうわさ、中でも自身の女性関係まで赤裸々に明かしながら、出会った昭和の映画スターたちの素顔、出演作品の舞台裏などに多くのページを割いている。

 同じ東映の看板を背負っていた高倉さんについては「なぜか昔から“ゲイ疑惑”がささやかれていたんだよな。でも、俺はそんな噂(うわさ)をまるで信じていない」と書き始め、「健さんにいろんな噂が立つのは、結婚式や葬式、パーティーといった公式の場所に一切顔を出さないからだ」とする。

 高倉さんは人前に出るとなると、支度に最低1時間はかけ、鏡の前で洋服を何着も替えていた。ジャケットもスーツも一流ブランドで、時計はロレックス。でも、一番驚いたのは下着のパンツで、シルクを使ったフランス製だったという。

 「俺たちの職業はパンツ一枚でも、スーパーで売っているようなものをはいたらダメだぞ」という高倉さんの言葉とともに、「スターはこうあるべきだという明確なイメージがあった」「他人からどう見られるか、そこを常に意識していた」と高倉さんを振り返る。

 また73年に公開され大ヒットした実録ヤクザ映画「仁義なき戦い」の回顧は興味深い。当時の京都撮影所には「モデルとなった本人や…

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佐々本浩材

1990年入社。大阪学芸部、メディア情報部などを経て、東京学芸部へ。演芸、放送分野を長く取材。

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