未発表作のサプライズ朗読

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 信じられないほど思いがけない体験だった。村上春樹さんの未発表の新作を、作家本人の朗読によって聴くことができたのだ。

 17日夜、東京の紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYAで行われた「冬のみみずく朗読会」でのこと。作家の川上未映子さんとの共著「みみずくは黄昏(たそがれ)に飛びたつ」の文庫版刊行を機に、新潮社が開催した。

 川上さんと代わる代わるに朗読した村上さんは、終始リラックスした様子だった。驚きの発言があったのは2度目の順番が来た時。「数週間前に書いたばかりの作品を読みます。未発表の短編です」。聴衆は一斉に沸き返り、大きな拍手が起こった。

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