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全日本 フィギュア

女子 フリー 完全 詳報

女子の表彰式で笑顔を見せる(左から)2位の樋口新葉、優勝した紀平梨花、3位の川畑和愛=東京・国立代々木競技場で2019年12月21日、佐々木順一撮影

紀平が初の全日本女王に 2位に樋口、3位にジュニアの川畑

【写真特集】紀平が初の女王に 坂本、宮原はまさかの…

    【全日本 フィギュア】22日、男子 フリー 速報します

     来年3月の世界選手権(カナダ・モントリオール)の代表選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権は第3日の21日、東京・国立代々木競技場で女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の紀平梨花(関大KFSC)がフリー155・22点、合計229・20点で初優勝を果たし、世界選手権代表に決まった。

     SP4位の樋口新葉(明大)はフリーが138・51点で、合計206・61点の2位。SP7位の17歳、川畑和愛(N高東京)がフリー128・43点と躍進し、合計193・96点で3位に入った。

     SP2位の宮原知子(関大)はフリーで121・32点と振るわず、合計191・43点の4位。昨年覇者でSP3位の坂本花織(シスメックス)はフリー118・31点、合計188・26点で6位だった。

    <紀平「直前6分間練習で回避」 樋口「(減った体重)内緒です」コメント集>

    <紀平、迷いなく4回転回避 完成度優先させた 全日本初V>

    <樋口、復活の2位「本当に頑張ってきたから」充実感に満ちた笑顔>

    <前女王・坂本 着氷乱れミス連発 自滅の涙「自信つく練習できず」>

    <あえてジュニア選んだ17歳 川畑が着実な歩みで全日本初の表彰台>

    女子の順位と得点(10位まで)

    1位.紀平梨花(関西大KFSC)     SP 1位・フリー 1位  229.20点
    2位.樋口新葉(明治大/ノエビア)  SP 4位・フリー 2位  206.61点
    3位.川畑和愛(N高東京)      SP 7位・フリー 3位  193.96点
    4位.宮原知子(関西大・木下グループ)SP 2位・フリー 6位  191.43点
    5位.横井ゆは菜(中京大)      SP 9位・フリー 4位  190.92点
    6位.坂本花織(シスメックス)    SP 3位・フリー 7位  188.26点
    7位.新田谷凜(中京大)       SP10位・フリー 5位  184.26点
    8位.本田真凜(JAL)       SP 6位・フリー 8位  181.34点
    9位.永井優香(早稲田大)      SP 8位・フリー12位  173.88点
    10位.吉岡詩果(植草学園大付高)   SP11位・フリー11位  171.44点

    第4グループ演技終了

    24番滑走  紀平梨花(関西大KFSC)

    女子フリーの演技を終え、笑顔を見せる紀平梨花=東京・国立代々木競技場で2019年12月21日、佐々木順一撮影

    2002年7月21日生まれの17歳。

    日本の若きエース。昨シーズンはGPファイナル優勝、4大陸選手権優勝。
    代名詞のトリプルアクセルだけでなく、今大会直前のGPファイナルでは4回転サルコウにも挑んだ。

    紀平はすべてのジャンプを完璧に跳んだ。4回転は跳ばなかったが、トリプルアクセルはコンビネーションも含め2度しっかり決めた。出来栄え点(GOE)は2点以上ついたものも。

    フリーは155.22。トータルは229.20。フリーはISU公認大会ではないが自己ベスト。

    圧倒的な演技で、全日本選手権初優勝を成し遂げた。

    紀平梨花

     「きょうの朝練(公式練習)は思った以上に調子が悪く、演技前の6分間練習で(4回転サルコウを跳ぶか)決めようと思っていた。そこで今回は3回転サルコウでいこうと決めた。」


    23番滑走  坂本花織(シスメックス)

    女子フリーの演技を終え、厳しい表情を見せる坂本花織=東京・国立代々木競技場で2019年12月21日、佐々木順一撮影

    2000年4月9日生まれの19歳。

    昨シーズンは全日本女王にもなり、飛躍の年だった。しかし、肝心な場面でミスが出て、国際大会では、世界選手権5位、4大陸選手権4位、GPファイナル4位と、何度も表彰台を逃した。

    19日のSPは69.95点=3位。

    フリーでは、加点を狙った後半の3本のコンビネーションジャンプですべて着氷が乱れ、1回は転倒。焦りが悪循環となり、スピンでもレベル4がとれないなど、明らかな失敗演技に。終了後は、悔し涙を流した。

    フリーは118.31。トータルは188.26でこの時点で5位。フリーの得点は、過去2シーズンでワースト。

    坂本花織

    「自信がつく練習をしてくることができなかったのが、大事な試合で出てしまった。(優勝した)昨年ほど意欲、気力が練習の時からなかった」


    22番滑走  宮原知子(関西大・木下グループ)

    女子フリーで演技する宮原知子=東京・国立代々木競技場で2019年12月21日、佐々木順一撮影

    1998年3月26日生まれの21歳。

    全日本選手権4連覇、平昌オリンピック4位、世界選手権で銀1回、銅1回。女王の座奪還を目指す「ミス・パーフェクト」。

    19日のSPは70.11点=2位。

    課題とされるジャンプで、回転不足など、加点がつかない。キス&クライでも、笑顔がほとんど見られない。

    フリーは121.32。トータル191.43で3位。

    ここで樋口新葉の3位以上が確定。

    宮原知子 

    「(ミスを連発)あれだけ練習でできていたのに、なんで本番でできないのかなと思った。最初は良かったのでいけると思って強気になったが、3回転ループで練習でもしたことのない失敗をして、途中からやばいと思った」


    21番滑走  本田真凜(JAL)

    女子フリーで演技する本田真凜=東京・国立代々木競技場で2019年12月21日、佐々木順一撮影

    2001年8月21日生まれの18歳。

    世界ジュニアで、金1回、銀1回。芸能人並みの注目を浴びた時期もあったが、シニアでは実績で伸び悩んだ。全日本は3季前の4位が最高。今季はGPカナダ杯6位、中国杯7位。19日のSPは68.10点=4位

    フリーは115.42。トータル181.34。


    20番滑走  樋口新葉(明治大/ノエビア)

    女子フリーの演技を終え、ガッツポーズする樋口新葉=東京・国立代々木競技場で2019年12月21日、佐々木順一撮影
    2001年1月2日生まれの18歳。6回目の全日本は表彰台3回。2季前の世界選手権では銀メダルという実力者だが、この2シーズンは納得のいかない試合が続いていた。19日のSPは68.10点=4位。

    冒頭のダブルアクセルに続いて、3-3回転のコンビネーションもしっかり決めた。出来栄え点(GOE)は1点を超えている。
    ほとんどの要素で加点。技術点は70点を超えた。力強いフィニッシュで、ガッツポーズ。

    フリーは138.51。トータル206.61は、シーズンベスト。この時点でトップ。

    樋口新葉

     「練習してきたことを十二分に出せた。目標としている大会ですべてが出せて良かった。本当にがんばってきたから、自信を持って臨めた試合になった。もっと目標を高く持てるんじゃないかと思う」


    19番滑走  山下真瑚(中京大中京高)

    2002年12月31日生まれの16歳。2季前の世界ジュニア選手権3位。今季はGPアメリカ杯12位だったが、NHK杯は5位。全日本は昨年6位。19日のSPは66.64点=5位。

    フライングキャメルスピンはレベル4。加点のついたジャンプが多かったが、中盤から細かなミスが出た。フリー104.11。トータルは170.75


    第3グループ演技終了 ここまで1位はJrの川畑和愛

    18番滑走  永井優香(早稲田大)

    1998年11月30日生まれの21歳。今季は、国内大会で3連勝も納得のいくスコアは出ていない。19日のSPは64.78点=8位。全日本はかって4位に入ったこともある。
    ミスもあったが、滑りきった。

    フリーは109.10。トータルは173.88。シーズンベストを更新。


    17番滑走  横井ゆは菜(中京大)

    2000年5月19日生まれの19歳。全日本は4回目の出場、一昨年は8位、昨年は7位の実力者。今季はGPロシア杯、NHK杯ともに4位。西日本選手権は200点超えで優勝。19日のSPは62.90点=9位。
    フリーの曲は「オペラ座の怪人」。後半のジャンプで3-3回転などコンビネーションをしっかり決めた。演技に納得がいったのか、演じきった後に何度も頷いた。
    フリーは128.02。トータル190.92。この時点で2位。

    横井ゆは菜

    「SP(9位)の後、私はまだトップには行けないとも思ったが、せっかく頑張っているので目標はあきらめたくない。強くないとは自覚しているが、努力して結果を出すことが大事だと思っている。」


    16番滑走  川畑和愛(N高東京)

    女子フリーで演技する、3位の川畑和愛=東京・国立代々木競技場で2019年12月21日、佐々木順一撮影

    2002年1月12日生まれの17歳。今季の全日本ジュニアは、178.95点で2位。19日のSPは65.53点=7位。
    川畑はジャンプを全て跳びきった。加点も大きい。

    3回転コンビネーションは、出来映えの加点が1点を超えるものも。技術点はここまでの選手で初めて70点を超えた。

    フリー128.43。トータル193.96はいずれも自己ベストを大きく更新。この時点でトップ

    川畑和愛

     「緊張したが、自分をコントロールして滑り通せたことが自信になった。全日本のフリーで、今までやってきたことを出せて、歓声がすごくうれしかった」


    15番滑走  吉岡詩果(植草学園大付高)

    2002年10月31日生まれの17歳。今季は全日本ジュニアで5位となった。19日のSPは60.89点=11位。
    フリーは110.55。トータル171.44はジュニアではトップ。

    14番滑走  新田谷凜(中京大)

    1997年8月8日生まれの22歳。2017年ユニバーシアード銀メダル、15年の全日本は8位という実力者ながら、昨年のこの大会は、28位でフリーに進めない屈辱も味わった。今季は中部選手権で183.38の高得点を出して優勝。4年ぶりの一ケタ順位を狙う。
    19日のSPは62.27点=10位。
    コンビネーションジャンプは全て成功。スピンではレベル4。大学4年生、集大成となる演技ができた。

    フリーは121.99。トータルで184.26。シーズンベストを更新。この時点で1位。

    新田谷凜

    「(今季限りで引退)最後に先生にも、お客さんにもいい演技を見せられて、これでいいんじゃないかと思えた。今後は教える側にもつきたいが、まず一回、社会に出て仕事をして、それから考えたい。」


    13番滑走  竹野比奈(福岡大)

    1997年7月10日生まれの22歳。昨シーズンのユニバーシアード代表で6位入賞。今季は中四国九州選手権、西日本インカレで優勝、19日のSPは59.52で12位。SP27位でフリーに進めなかった妹・仁奈の分まで滑る姉妹スケーター。フリーの曲は「ロミオとジュリエット」。
    ジャンプが一つ抜けてしまったが、ステップやスピンではレベル4。

    フリーは109.05。トータルは168.57


    第2グループの演技終了

    12番滑走  浦松千聖(中京大中京高)

    2002年8月6日生まれの17歳。今季はジュニアGPでロシア大会とクロアチア大会に出場し、ともに5位。全日本ジュニアは7位。

    フリーは108.05。トータルは167.21


    11番滑走  松田悠良(中京大)

    1998年7月22日生まれの21歳。全日本は1昨年まで6年連続で出場の実力者。19日のSPは52.34点=18位。

    フリーは93.71。トータルは146.05


    10番滑走  広谷帆香(岩手大)

    2000年7月1日生まれの19歳。今季は北海道東北選手権でSP、フリー、トータルで自己ベストを出し優勝。東日本選手権は2位。
    19日のSPは54.68点=15位。
    フリーは88.95。トータルは143.63

    9番滑走  三宅咲綺(岡山理大付高)

    2002年11月23日生まれの17歳。今季は西日本選手権8位。19日のSPは54.26点=16位。ミスがなく、すべて加点がつく素晴らしい演技。終了後には両手を挙げて笑顔。

    フリーは115.25。トータルは。169.51。ともに自己ベストを更新


    8番滑走  河辺愛菜(関西大KFSC)

    2004年10月31日生まれのトリプルアクセルを跳ぶ15歳。今季は近畿、西日本、全日本とジュニアで国内大会3連勝。全日本ジュニアでは193.57のハイスコアを記録した。19日のSPは56.52点=14位

    冒頭で、トリプルアクセルを跳び、着氷。その後も難しいコンビネーションを決めていく。スピンもレベル4が2つ
    フリーは112.76。トータルは169.28


    7番滑走  千葉百音(仙台FSC)

    2005年5月1日生まれの14歳。全日本ジュニアは自己ベストで6位。
    SPは52.76点=17位

    フリーは97.74。トータルは150.50


    第1グループの演技終了

    6番滑走  松原星(明治大)

    2000年12月3日生まれの19歳。今季は東日本選手権4位
    19日のSPは50.43点=23位だった。
    途中転倒のアクシデントもあったが、その後しっかりと後半のコンビネーションジャンプを2本決めた。

    フリーは104.88。トータルは155.31


    5番滑走  吉田陽菜(名東FSC)

    2005年8月21日生まれの14歳。
    門奈裕子さんに師事し、トリプルアクセルを跳んだことがあるホープ。
    今季の西日本選手権(ジュニア)で優勝、全日本ジュニアは3位。
    冒頭で予定していたトリプルアクセルが抜けてしまった。しかしその後で3-3回転をしっかり決めた。スピンはレベル4
    滑り終え、硬い表情だったが、徐々に笑顔。キス&クライには安藤美姫さんの姿も。

    フリーは98.76。トータルは149.72


    4番滑走  津内胡菜(近畿大FSC)

    1998年3月31日生まれの21歳。今季は西日本選手権で10位に
    19日のSPは50.83点=22位だった。このグループは大学生が多いが、津内選手も大学4年生。涙のち笑顔

    フリーは85.59。トータルは136.42


    3番滑走  佐藤伊吹(明治大)

    2000年10月7日生まれの19歳。今季は東日本選手権3位、都民体育大会で優勝
    19日のSPは50.35点=24位だった。

    フリーは95.79。トータルは146.14


    2番滑走  磯辺ひな乃(中京大)

    1997年8月7日生まれの22歳。今季は西日本選手権で9位に
    19日のSPは51.45点=19位だった。
    大学4年性で集大成。滑り終えて涙。

    フリーは101.14。トータルは152.59


    1番滑走  山田さくら(立命館大)

    1997年5月4日生まれの22歳。今季は西日本選手権で3位に
    19日のSPは50.99点=20位だった。
    大学4年生で、キス&クライでは涙と笑顔。
    フリーは87.93、トータル138.92。

    女子フリーの滑走順とSPの得点・順位

    1番滑走  山 田 さくら(立命館大)
    2番滑走  磯 辺 ひな乃(中京大)
    3番滑走  佐 藤 伊 吹(明治大)
    4番滑走  津 内 胡 菜(近畿大FSC)
    5番滑走  吉 田 陽 菜(名東FSC)
    6番滑走  松 原 星(明治大)
    7番滑走  千 葉 百 音(仙台FSC)
    8番滑走  河 辺 愛 菜(関西大KFSC)
    9番滑走  三 宅 咲 綺(岡山理大付高)
    10番滑走  広 谷 帆 香(岩手大)
    11番滑走  松 田 悠 良(中京大)
    12番滑走  浦 松 千 聖(中京大中京高)
    13番滑走  竹 野 比 奈(福岡大)
    14番滑走  新田谷 凜(中京大)
    15番滑走  吉 岡 詩 果(植草学園大付高)
    16番滑走  川 畑 和 愛(N高東京)
    17番滑走  横 井 ゆは菜(中京大)
    18番滑走  永 井 優 香(早稲田大)
    19番滑走  山 下 真 瑚(中京大中京高)
    20番滑走  樋 口 新 葉(明治大/ノエビア)
    21番滑走  本 田 真 凜(JAL)
    22番滑走  宮 原 知 子(関西大・木下G)
    23番滑走  坂 本 花 織(シスメックス)
    24番滑走  紀 平 梨 花(関西大KFSC)
      SP50.99点=20位
      SP51.45点=19位
      SP50.35点=24位
      SP50.83点=22位
      SP50.96点=21位
      SP50.43点=23位
      SP52.76点=17位
      SP56.52点=14位
      SP54.26点=16位
      SP54.68点=15位
      SP52.34点=18位
      SP59.16点=13位
      SP59.52点=12位
      SP62.27点=10位
      SP60.89点=11位
      SP65.53点=7位
      SP62.90点=9位
      SP64.78点=8位
      SP66.64点=5位
      SP68.10点=4位
      SP65.92点=6位
      SP70.11点=2位
      SP69.95点=3位
      SP73.98点=1位

    首位・紀平は最終24番滑走 宮原22番、坂本23番

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