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都大路を駆ける男子第70回、女子第31回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社、日本陸連、全国高体連など主催)の開会式が21日、京都市のハンナリーズアリーナ(市体育館)であった。県代表の男子・智弁和歌山、女子・和歌山北の選手たちは、22日の本番に向けて気持ちを引き締めていた。【砂押健太】
開会式には、男子は都道府県予選と地区大会を勝ち抜いた58校、女子は47校が参加。各校名が紹介され、県代表2校の選手たちは県予選の優勝旗とともに整列した。
智弁和歌山の橋本結登主将(3年)は「夢の舞台で各個人がやるべきことを自覚している。笑顔でたすきを渡せるように落ち着いて自分たちの走りをしたい」と決意を語った。和歌山北の鈴木杏奈主将(3年)は「チームはやるぞという雰囲気になってきている。1年生の時に立てた8位入賞の目標に向け、当日走れないメンバーのためにも頑張って走りたい」と話した。
レースは、たけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園陸上競技場)を発着点に、女子(5区間、21・0975キロ)は午前10時20分、男子(7区間、42・195キロ)は午後0時半にスタートする。
「仲間信じて全力を」 県代表唯一の区間賞、榎本徹さん(みなべ)
駅伝の強豪とは言えない和歌山の代表として全国大会で唯一、区間賞を取ったのが、みなべ町の梅農家、榎本徹さん(64)。現在、南部の陸上部で外部コーチを務め、大舞台に臨む県代表の後輩たちに、「これまでの練習を信じて全力を尽くしてほしい」とエールを送る。
1972年の男子第23回大会。当時3年の榎本さんは初出場の日高の6区走者として参加した。県予選後、受験のため全国大会前に引退したが、登録選手が体調を崩し、急きょ出番が回ってきた。初めから飛ばして1人抜き、たすきをつないだ結果が区間賞だった。
榎本さんは1年の時に県予選で走ったが、自ら順位を下げたことで優勝確実と言われたチームの成績を落としてしまった。「人生で一番悔しい思いを忘れなかったことが成長につながった」
今も駅伝に関わり、県代表を応援し続けているという榎本さん。本番前の県代表の2校には、「自分の走る区間に集中し、仲間を信じて走ってほしい」と望んでいる。
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