全国高校駅伝

きょう号砲 私たちも支えます!

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車の屋根にタイマーを取り付けるシチズンTICのスタッフ=京都市右京区の西京極総合運動公園で、国本ようこ撮影 拡大
車の屋根にタイマーを取り付けるシチズンTICのスタッフ=京都市右京区の西京極総合運動公園で、国本ようこ撮影

雨でも正確に シチズンTIC

 発着点の京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)と中間点、2台のタイマー車などでスタートからの経過時間を知らせる計8台の時計は、大型の計測機器を手掛ける「シチズンTIC」が設置した。

 スタッフらはタイマーを車の屋根に取り付け、表示される数字が欠けていないかなどをチェック。選手のゼッケンにつけた電子チップに反応して選手の通過時にタイムを自動計測するマットの動作も確認するなどして準備を整えた。

 同社営業部の加瀬尚希さん(48)は「当日は雨が降るかもしれないが、タイマーは土砂降りでも大丈夫です」と胸を張り、「次世代の五輪選手が走るであろう大会。ズレのない正確なタイムを提供し、選手の活躍を支えたい」と話した。【国本ようこ】

女子の先導を担当する(前列左から)港智美巡査と小山彩子巡査部長、男子担当の(後列左から)小林恭大巡査と辻本勇巡査長=京都市上京区の京都府警本部で、福富智撮影 拡大
女子の先導を担当する(前列左から)港智美巡査と小山彩子巡査部長、男子担当の(後列左から)小林恭大巡査と辻本勇巡査長=京都市上京区の京都府警本部で、福富智撮影

選手の安全まかせて 京都府警白バイ隊

 選手たちを先導するのは京都府警交通機動隊白バイ隊の4人だ。

 女子を担当するのは、昨年に続き2回目の小山彩子巡査部長(32)と、初めての港智美巡査(26)。小山さんは「大会には独特の緊張感がある。選手が走りやすいように気を付けたい」と話す。高校時代に在籍していた県岐阜商陸上部が今回、初出場する。また、白バイ隊員に憧れて警察官になったという港さんは「駅伝の先導は隊員にとって花形。選手が安全に集中して走れるようにしたい」と意気込む。

 男子は辻本勇巡査長(24)と小林恭大巡査(31)。4人の中で最も若い辻本さんは「夢であった駅伝の先導に決まった。悔いのないように全力でサポートする」と語る。コースの近くに実家があるという小林さんは「選手のみんなが日ごろの練習の成果を気持ちよく出してもらえるようにサポートする」と力を込める。【福富智】

記念品の写真立てを制作した京都府立北桑田高校森林リサーチ科の生徒たち=京都市右京区のハンナリーズアリーナで、添島香苗撮影 拡大
記念品の写真立てを制作した京都府立北桑田高校森林リサーチ科の生徒たち=京都市右京区のハンナリーズアリーナで、添島香苗撮影

写真立て、削って磨いて50時間 北桑田高

 21日の開会式では出場105チームに、京都府立北桑田高校(京都市右京区)の森林リサーチ科の生徒が作った写真立てが贈られた。京都特産の北山杉を使い、レーザー光線で各校名を刻んでいる。

 総合実習の授業の一環で10月以降、計50時間ほどかけて作成。曲がっていたり、傷があったりして床柱に使えない丸太を活用しており、市原拓美さん(3年)は「どんな丸太も使い道があることを知ってほしい」と話す。

 上野葉月さん(3年)は「木材がまっすぐになるようにねじで留めるのが難しかった」、山口海翔さん(3年)は「ヤスリで表面を磨く作業を繰り返すのがきつかった」、矢部智也さん(3年)は「カンナで丸太を削り出す作業が大変だった」と、それぞれ苦労した点を語った。【添島香苗】

ドライバーを務める自衛隊員=京都市右京区の西京極総合運動公園で、国本ようこ撮影 拡大
ドライバーを務める自衛隊員=京都市右京区の西京極総合運動公園で、国本ようこ撮影

28人のまごころ 陸自福知山駐屯地

 今大会も円滑な進行のため、陸上自衛隊福知山駐屯地(京都府福知山市)が隊員28人とジープ型の車、トラック計12台を派遣。大会関係者や取材記者の移送、コーン標識など大量の資材運搬を担当する。

 20日に西京極総合運動公園に到着した一行は、車内に「まごごろ支援を実践!」と掲示した車両で実際のコースを試走。車両間の無線の接続状態や、車両の折り返し場所などを確認した。

 同公園に設置する自衛隊の本部で運営サポートにあたる陸士長の大岡竜造さん(21)は京都市出身。小学6年で大文字駅伝に出場した経験があり、「駅伝では仲間のために頑張る大切さを学んだ。選手には一つ一つの区間を諦めずにつないでほしい」と話した。【国本ようこ】

原画を手に、「選ばれて光栄。今後の励みにしたい」と語る西村結愛さん=京都府亀岡市の府立亀岡高校で、国本ようこ撮影 拡大
原画を手に、「選ばれて光栄。今後の励みにしたい」と語る西村結愛さん=京都府亀岡市の府立亀岡高校で、国本ようこ撮影

ポスター原画、迫力をアップで表現 亀岡高2年・西村結愛さん(17)

 大会を彩る公式ポスターやプログラムの表紙の原画には、京都府立亀岡高校美術・工芸専攻2年、西村結愛(ゆあ)さん(17)の作品が選ばれた。選手の後ろ姿を大きく描いた大胆な構図で、「前のランナーを追いかけている場面をイメージした。アップで迫力を出したかった」と話す。同校生徒の作品の採用は4年連続。

 インターネットの動画サイトで長距離選手の動きを研究。見やすいよう色合いをシンプルにまとめ、かすれた筆致で躍動感を表現した。選手の肌はピンク色で描き、上気した様子を表した。臨場感や、背景の青色との鮮やかなコントラストを意識した。

 「私は持久走が苦手なので、選手の皆さんはすごいと思う。日々の練習の成果を出せるよう、頑張ってほしい」とエールを送る。【国本ようこ】

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