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「90後」の消費、日本にも好機 傅禄永・上海輸出入商会副会長

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傅禄永氏=上海市内で2019年11月7日、工藤哲撮影
傅禄永氏=上海市内で2019年11月7日、工藤哲撮影

傅禄永(ふろくえい)上海輸出入商会副会長

 中国では今、1990年代生まれの世代「90後」の存在感が増している。文化や娯楽の消費額が最も多く、勢いは当面続く。中国で展開するサービス業にとって、この世代の消費を研究し、ニーズにどう応えていくかが大切だ。

 「90後」は主に20代。改革・開放政策開始から10年余り後に生まれ、お金に比較的困らなかった世代だ。「モノ」は過度に消費せず「見た目」や「実体験」を重視する。

 私は現在、免税店大手ラオックスの中国法人(上海)で社長を務め、こうした「90後」を念頭にサービスを広げている。まずギフト文化の普及だ。中国で「贈り物」といえばたばこや酒、果物が定番だった。グループ会社を通じ冠婚葬祭での「日本式ギフト」を提案すると、上海の若者は高級タオルや育児グッズなどを好んで贈っている。包装をやや大きめにした新たな贈答文化が広がる可能性がある。

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