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ストーリー

ALS国会議員の決断(その2止) 障害こそ僕の強み

主催する「ピアサポートカフェ」の余興に笑顔を見せる舩後靖彦さん=千葉県松戸市で2019年9月、喜屋武真之介撮影

 

 ◆ALS国会議員、舩後さんの挑戦

 わずかに動く目で文字盤を追い、約3分半かけて紡いだ言葉を秘書に託した。「大臣、私をご覧になって、どういう配慮が必要と想像されますか」

 5日の参院文教科学委員会。筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患う舩後(ふなご)靖彦さん(62)=れいわ新選組=は、国が2020年度に導入予定だった大学入学共通テストの記述式試験で障害者にどう配慮するのかを、萩生田光一文部科学相にただした。その直後に耳にしたのは、委員からのうなり声や「いい質問だ」といった称賛の声。さらに、ALS患者らは縦書きの文章を読むのに時間がかかることも訴えると、萩生田氏から「出題を横書きにする配慮が必要」との答弁を引き出した。「心の中でガッツポーズを作った」。この日のやり取りを舩後さんは振り返る。

 8月1日の初登院を「感無量」と表現してから4カ月あまり。国会議員として歩み出すまでには凄絶(せいぜつ)な日々があった。

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