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全国高校駅伝

きょう号砲 「ワンチームで駆ける」

開会式で選手宣誓する神村学園の中須瑠菜主将=京都市右京区のハンナリーズアリーナで2019年12月21日午後3時40分、川平愛撮影

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 男子第70回、女子第31回全国高校駅伝競走大会は22日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に男子が7区間42・195キロ、女子が5区間21・0975キロのコースで行われる。記念大会の男子は都道府県代表に地区代表を加えた58校、女子は都道府県予選を勝ち抜いた47校が出場する。

 21日は開会式が同市のハンナリーズアリーナであり、全国高校体育連盟の岡田正治会長が「令和最初の高校駅伝として、記録にも記憶にも残る大会になることを願っている」とあいさつ。前回女子優勝の神村学園・中須瑠菜主将(2年)が「自然災害にも負けず復興を目指している方々に夢と希望と感謝を届け、ワンチームとなって都大路を全力で駆け抜けることを誓う」と選手宣誓した。

 開会式前の監督会議では出場校のオーダーが決まった。レースは女子が午前10時20分、男子が午後0時半にそれぞれスタートする。【芳賀竜也】

 ◆男子展望

V争い、実力拮抗

男子

 12年ぶりの優勝を目指す仙台育英や2年ぶりのV奪還を狙う佐久長聖など上位校の実力が拮抗(きっこう)しており、終盤までもつれる展開になりそうだ。

 都道府県予選会で全国トップの仙台育英は、1万メートル28分台の喜早を1区、今夏の全国高校総体5000メートルで日本人1位の吉居大を3区に起用。6区を後半の勝負どころとみてディラングを置いた。真名子監督は7区までにトップに立ち、逃げ切る展開を想定する。

 5000メートルの平均タイムが出場校中トップの佐久長聖は、今夏の全国高校総体2種目出場の服部が補欠に回るほど選手層が厚い。1、3区に5000メートル13分台の鈴木、伊藤を配置し、他区間にも同14分10秒前後の選手をそろえた。2008年大会で達成した高校最高記録(日本人選手のみで編成されたチームでの高校記録)更新もにらむ。

 前回2位の世羅、3位の学法石川も頂点をうかがう。世羅は前回大会を経験した倉本(1区)、中野(3区)、ムワニキ(4区)が重要区間を担う。学法石川は5000メートル13分台の松山、山口を1、2区に並べた。

 前回優勝の倉敷は、3区で昨年区間賞のキプラガットが待ち構えるだけに、1区のエース・石原が上位でつなぎたい。ただ選手層に昨年ほどの厚みはなく、後半で粘れるかが上位争いの鍵となる。【伝田賢史】

 ◆女子展望

神村学園、圧倒的

女子

 史上4校目の連覇が懸かる神村学園の優位は揺るがない。

 メンバーは全員2年生ながら、1区の木之下、3区の黒川、5区の中須の3選手が前回の優勝を経験。都道府県予選でマークした1時間6分32秒は出場47チームでトップだ。2区に全国高校総体1500メートル優勝のケニア人留学生・バイレを起用し、先行逃げ切りを狙う。有川監督は「4区を終えて20秒ほどリードがあれば逃げ切れる」と自信を見せる。

 2年ぶり4回目の優勝を狙う仙台育英も地力がある。ムソニが負傷した影響で、28回目の出場で初めて留学生不在の編成となったが、全国高校総体3000メートルで日本人トップの4位となった木村、同8位の小海らメンバーは充実。前半を粘り、5区で控える木村に良い形でつなぎたい。

 立命館宇治は1区の三原梓、2区の村松結、5区の村松灯と、今季の3000メートルランキングで全国上位の選手をそろえ、前半で流れを築けるか。ケニア人留学生のワングイを擁し、都道府県予選で出場チーム3位の好記録をマークした興譲館も上位をうかがう。

 須磨学園、諫早、筑紫女学園など上位の常連校や2回目の出場となる錦城学園も力を秘める。【大東祐紀】

被災地につなぐ

 50年ぶりの出場を果たした男子の開新。熊本県予選では前回大会4位の強豪・九州学院に昨年まで14連覇され、出場を阻まれていた。だが、今年は19秒差をつけてトップでフィニッシュし、主将の園木は「悔しい思いをしてきた。今年こそ、との思いが強かった」と振り返る。まだ2016年に起きた熊本地震の影響が残り、グラウンドも改修工事中。事故に気を付けながら、街中での練習を余儀なくされている。「地震で被災した人たちを少しでも勇気付けられる走りを見せたい」と、目標に掲げる入賞を目指す。【芳賀竜也】

上位でレース

 前回大会は全員が2年生以下で19位に食い込んだ女子の錦城学園が、2回目の出場で入賞を狙う。主将の増渕は「昨年はコースがよく分からないまま走ってしまった。今年は余裕を持って、しっかりと上位でたすきをつなぎたい」と経験を味方に付ける。増渕が1区で20分を切り、後続も入賞圏内をキープする作戦だ。安村美由紀監督は「上位でレースがしたい。序盤の出来が鍵」と展望した。【芳賀竜也】

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