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全国高校駅伝

男子 宮崎日大7位で初入賞 女子 力出し切り小林33位 /宮崎

7位でフィニッシュする宮崎日大の曳田選手(手前)

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 男子第70回、女子第31回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催)は22日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)で開かれ、県勢は男子の宮崎日大が7位で初入賞を果たした。女子は6年ぶり出場の小林が33位だった。南九州は女子の神村学園(鹿児島)が目標の連覇はならなかったものの2位と健闘し、千原台(熊本)は18位。男子は南九州代表の九州学院(同)が昨年と同じ4位で、開新(同)が19位、鹿児島実は43位だった。【栗栖由喜、塩月由香、林壮一郎、石井尚】

 ◆男子

 宮崎日大は2年連続2度目の出場ながら昨年の12位から五つ順位を上げる大健闘。7人中2人が区間賞にあと一歩の快走を見せた。

 1区の甲斐涼介選手(2年)から12位でたすきを受けた、2区の岡亮介選手(3年)が11位に浮上。3区の湯浅仁主将(同)は18位となったが、4区の佐藤航希選手(同)が「追い越すことしか考えなかった」と区間賞に1秒差の区間3位の追い上げを見せ、再度11位に。6区の城戸洸輝選手(同)が区間新の区間2位で8位に躍り出て、7区の曳田道斗選手(2年)も最後にトラックで1人抜き、7位でフィニッシュした。

 九州学院は1区を走った鶴川正也選手(2年)が序盤から先頭集団につけて流れに乗り、3位でたすきをつないだ。2区の山内大地選手(3年)は順位を落としたが粘り、6位で3区の入田優希選手(同)に。4区の中山凜斗選手(同)、5区の田島公太郎選手(2年)、6区の高浜大志選手(3年)がいずれも好走し浮上。アンカーの溝上稜斗選手(2年)は「楽しく走ることができた」と順位を維持しフィニッシュした。

 50年ぶりの大舞台に臨んだ開新は19位と奮闘した。6区の持田竜汰選手(3年)が「ここで踏ん張らなければ」と順位を22位から一つ上げ、アンカーの麓逸希選手(同)も区間7位の力走をみせた。

 鹿児島実は1区の徳丸寛太選手(2年)が33位だったが、3区の神薗竜馬主将(3年)が区間20位のタイムで8人抜きをして一矢報いた。

まだ上を目指せる

 創部9年目で初入賞を果たした宮崎日大の藤井周一監督(37)は古豪、西脇工(兵庫県)出身で全国高校駅伝の優勝経験もある。今回走った7人のうち3人は中学まで野球部やサッカー部。藤井監督が駅伝の楽しさを説き、選手が監督を信じて厳しい練習に励み大躍進を遂げた。

 藤井監督は西脇工1、2年時に全国高校駅伝大会で優勝を経験した。「3年間で人生を変える経験をしよう」。選手たちも監督と気持ちを一つにし、昨年の都大路は、けが人もいた中12位と健闘した。

 今年のレースでは、区間新まで飛び出した。フィニッシュ後、藤井監督は笑顔で最終7区の曳田選手の頭をなで、こうたたえた。「まだまだ上を目指せる」【塩月由香】

 ◆女子

33位でフィニッシュする小林の山口莉理主将(左)

 6年ぶりの都大路となった小林には多くの卒業生が応援に駆けつけ、沿道からも拍手が送られた。

 1区の原田紗希選手(1年)が2キロ過ぎ地点まで第1集団に残り、25位で2区の末山優珠選手(2年)にたすきを渡した。3区の大坪沙代選手(2年)も力走したが28位に後退。4区の福川侑花選手(3年)は「3年間のすべてを出し切った」と26位にまで追い上げ意地をみせた。

 神村学園は1区の木之下沙椰選手(2年)が「ライバルの仙台育英と10秒差以内でつなぐ」と気合を込めてスタートした。「中盤ぐらいできつくなった」と後半の仙台育英のペースアップに付いていけず14位。だが、2区のバイレ・シンシア選手(2年)が驚異的な追い上げでトップに躍り出た。

 3区で再び2位となり、4区の鳥居華選手(2年)が区間賞と2秒差の区間2位の走りを見せたが先頭の仙台育英と5秒差で最終5区へ。中須瑠菜主将(2年)が懸命に追ったが、及ばなかった。中須主将は「来年は絶対に優勝してこの悔しさを晴らしたい」と涙ながらに語った。

 千原台は1時間10分台のチームベスト記録で昨年より15順位を上げた。1区の栗原泉選手(3年)は16位で、続く選手も粘りをみせた。4区の山下彩菜選手(1年)が区間13位の快走でつなぎ、アンカーの藤原花音選手(3年)も順位を維持しフィニッシュした。


順位と記録

<男子>

(4)九州学院(熊本)  2時間2分39秒

(7)宮崎日大(宮崎)  2時間2分56秒

(19)開新  (熊本)  2時間4分43秒

(43)鹿児島実(鹿児島) 2時間8分13秒

<女子>

(2)神村学園(鹿児島) 1時間 7分19秒

(18)千原台 (熊本)  1時間10分49秒

(33)小林  (宮崎)  1時間12分47秒

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