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 僕には「サンタクロースの奇跡」ともいえる体験が多数あります。1972年に創立された自治医科大学1期生である僕の、6年生のときの出来事を紹介させてください。

 小児科の臨床実習で、僕の担当はマイコプラズマ肺炎を患う中学2年生のMちゃんでした。現代医学の粋を集めた大学病院に入院していたにもかかわらずMちゃんの容体は日に日に悪化、ついに酸素ボックスでの生活が始まりました。いつ何が起こってもおかしくない患者を前にしては、学生なんて役に立ちません。

 クリスマスの時期でした。「サンタクロースだ!」。何を血迷ったのか、大学の近くの幼稚園に飛び込んで、サンタクロースの服装を一式お借りしました。白いひげを真綿で作り、おなかには座布団を巻いて……。幸いにも母親譲りの僕の団子鼻はサンタクロース向きでした。

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