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「停止行為も危険運転に」法制審諮問へ 「あおり運転」対策視野に

危険運転の要件見直しを法制審に諮問する方針について記者会見する森雅子法相=法務省で2019年12月23日午前10時27分、大西岳彦撮影

 法務省は23日、あおり運転への危険運転致死傷罪の適用拡大に向け、自動車運転処罰法を改正する方針を明らかにした。「通行妨害目的で、走行中の車の前方で停止する行為」を同罪の対象に加えるとしており、来年の通常国会への法案提出を目指す。

 森雅子法相は同日の閣議後記者会見で「あおり運転は悪質で危険な行為であり、厳罰化を求める声が高まっていることも踏まえ、しっかりと対策を講じる必要がある」と述べ、来年1月に法制審議会(法相の諮問機関)に改正を諮問する意向を示した。

 危険運転致死傷罪は、飲酒運転などの危険な行為で人を死傷させた場合に成立する。現行条文は、通行妨害目的の割り込みや幅寄せも適用対象だが、「重大な交通の危険を生じさせる速度で運転する行為」との速度要件があり、急停止は想定されていない。改正はこの速度要件を見直すなどし、危険運転の範囲を広げる形となる。

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