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お口のケア 妊娠中に落とし穴 かかりやすい病気とは

母親学級で口腔ケアを学ぶ妊婦たち=東京都文京区で2019年10月、大沢瑞季撮影

 口の中の環境が変わり、つわりで歯磨きが難しくなるなど、妊娠中は歯周病や虫歯になりやすい。歯周病は早産のリスクが高いという報告もあり、専門家は「妊娠中でも口の中を清潔に保つ習慣を身につけて、生まれてくる子どものケアにつなげてほしい」と訴える。

 「歯と歯の間の歯肉が、きれいな三角形になっているかチェックしてみて」。10月上旬、東京都文京区主催の母親学級で、歯科衛生士の鈴木絢子さんが約15人の妊婦に呼びかけた。鏡を持って自身の歯茎を見つめる参加者に、鈴木さんは「妊娠中は女性ホルモンが増えるが、歯周病菌は女性ホルモンが大好き。菌が増えて、歯茎の腫れや出血が増えやすい」と説明した。

 磨き残しがなくなる歯磨きの方法として、「スタートとゴールを決めて、一筆書きのようにブラッシングするといい」などと助言。じっとしているのが苦手な乳幼児の歯磨きも、いつも同じスタートとゴールの歯を決めると、見通しが立って協力してくれやすいという。参加した妊娠4カ月の女性会社員(28)は「つわりで空腹になると気持ち悪くなるので間食が増えた。歯茎が少し腫れ気味だったので、安定期になったら歯科検診に行きたい」と話した。

 妊娠中は、つわりによる嘔吐(おうと)や唾液の減少で口の中が酸性になりやすく、虫歯になりやすい。女性ホルモンの増加に伴い歯周病菌が増え、歯周病のリスクも高まる。成人の約7割がかかる歯周病は糖尿病や肥満、認知…

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