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長州飛耳長目

上関原発 海上ボーリング調査中断 宙に浮く新設計画 一度立ち止まり再考の時 /山口

原発建設予定地海域でボーリング調査へ抗議の姿勢を示す漁船と、海岸から激励する市民グループ(手前)。奥が祝島

 中国電力(広島市)は上関町で計画する上関原発建設で16日、予定地海域での海上ボーリング調査を一時中断すると発表し、県に海域の占用許可廃止を届け出た。中国電は、海上ボーリング調査について、新規制基準での原子炉設置審査に向けて活断層の有無を調べるため、予定地海域の埋め立て工事に先立って実施する必要があるとして、来年4月以降には再開する構えだ。しかし、政府が「現時点で原発の新増設は想定していない」とする中、海上ボーリング調査が完了しても、埋め立て工事を再開できる見通しはなく、宙に浮いたままさまよう原発新設計画の実態が改めて浮き彫りになった。【松本昌樹】

 調査地点は、建設予定地の田ノ浦海岸から約200メートル沖だ。中国電が11月8日に準備作業を始めようとして以降、対岸約4キロの祝島から反対派住民が漁船を出して警戒し中国電社員数人が乗った船が近付き移動を求める――。この光景が約1カ月、連日のように繰り返された。中国電は調査中断の理由を「安全が確保できなかった」と説明するが、かつてのような激しい衝突はなかった。

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