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銀行も変わる 出先近くでテレワーク 業界激変、育児・介護抱える職員引き留めも

各ブースが仕切られた三井住友銀行のサテライトオフィス=東京都新宿区で2019年12月4日午前9時9分、高橋祐貴撮影

 オフィスを離れて働くテレワーク(リモートワーク)が各業界に広がり、一見お堅いイメージの銀行でも取り入れる動きが進んでいる。顧客情報管理の面から、以前は持ち帰りの仕事がご法度とされてきたが、行員の働きやすさを優先して、大手行が続々と始め、地銀でも一部で導入している。【高橋祐貴/東京経済部】

 「集中して調べ物やメールの処理ができる。気分転換にもなる」。三井住友銀行本店(東京都千代田区)で貿易金融部門を担当する金タソムさん(34)は、笑顔で語る。週1回程度、営業先を回る合間、近くにあるサテライトオフィスやコワーキングスペースに立ち寄り、仕事を済ませる。直行直帰が可能になったことで、仕事終わりに買い物をして帰る日もあるという。金さんは「会社でしかできない作業が可能になり、隙間(すきま)時間の過ごし方が変わった。営業効率が上がった」と話す。

 三井住友銀行では「テレワーク制度」を2016年から導入。これまでは原則、自宅に限られていたが、昨年10月以降、都内や大阪府内の10支店の遊休スペースを活用してサテライトオフィスを開設した。支店の業務量削減に伴って空いた場所にブースを設置し、常設するパソコンから社内ネットワークにログインできる。専用のシステムから事前申請して予約すれば誰でも使用でき、毎月200人弱の行員が利用する。契約した民間のコ…

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