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「検証も謝罪もない」福岡の聴覚障害者夫妻、強制不妊手術「違憲」と提訴

旧優生保護法に基づき不妊手術を強制されたなどとして、国を相手に提訴した福岡県の夫婦(車椅子に乗っているのが夫、その右が妻)=福岡市中央区の福岡地裁前で2019年12月24日午前9時56分、宗岡敬介撮影

 旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強いられ、憲法が保障する幸福追求権などを侵害されたとして、共に聴覚障害のある福岡県の男性(80代)と妻(70代)が24日、国に計2000万円の損害賠償を求めて福岡地裁に提訴した。弁護団によると、旧法を巡る訴訟が起こされたのは8地裁目で、原告は計24人になった。

 訴状によると、男性は60年代後半の結婚1週間ほど前に、何ら説明がないまま不妊手術を受けさせられ、妻は夫との子供を持つ機会を奪われた。結婚直後、夫は夫婦関係が壊れる恐怖から手術したことを打ち明けられず、約半年後に告白した後は、妻がショックで体調を崩した。夫婦は親しい友人や親族にも手術を隠し続けたという。

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