電通過労自殺から4年「娘の命と尊厳またも踏みにじられた」 まつりさん母が手記

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2010年3月、高校卒業後の箱根旅行で写真に納まる高橋まつりさん(右)と幸美さん=高橋幸美さん提供
2010年3月、高校卒業後の箱根旅行で写真に納まる高橋まつりさん(右)と幸美さん=高橋幸美さん提供

 電通の新入社員だった高橋まつりさん(当時24歳)が過労自殺して25日で4年になった。母幸美さん(56)が代理人の弁護士を通じて手記を公開した。「娘を失った悲しみはどんなに時が過ぎても癒えることはありません。友人が結婚した、出産したと聞くたびに、まつりは本当にいないんだと改めて思い知らされます」と現在の心境を記している。

 電通が今年9月に違法残業で労働基準監督署から是正勧告を受けたことについて「娘の命と尊厳がまたも踏みにじられた思い。不眠不休で業績を上げてきた社風は根深いものがあり、ひとりの社員が死んだくらいでは変わらないだろうという私の予想通りでした」とし、決意を新たにして労働環境の改善に取り組むべきだと注文した。

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