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SUNDAY LIBRARY

木村 衣有子・評『キッチンの悪魔』マルコ・ピエール・ホワイト他

◆『キッチンの悪魔 三つ星を越えた男』マルコ・ピエール・ホワイト他/著、千葉敏生/訳(みすず書房/税別3000円)

 スポーツ選手の話みたいだな。その、体を張った駆け抜けっぷりが。

 マルコ・ピエール・ホワイトは、イギリスの片田舎の、労働者階級の生まれ育ちだった。父が料理人をしていたこともあり、10代半ばで、ホテルのフランス料理店で働きはじめる。

「父の時代には、ほとんどのレストランがまったく同じ料理を提供していた。仔牛のカツレツと腎臓、マスタード・ソースのような、レシピ集に載っている料理ばかりだった」「おまけに、現代のようなイラスト満載の料理本や、グルメ雑誌、テレビの料理番組もなかった。当時の料理の世界は、今よりもずっと狭かったのだ」

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