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障害超える人形劇団 「いとぐるま」助け合い35年へ 米子 /鳥取

ステージ上で劇の準備をする人形劇団「いとぐるま」のメンバーたち=米子市で、園部仁史撮影

 障害者と健常者が一緒に舞台をつくる米子市の人形劇団「いとぐるま」が来年結成35年を迎える。聴覚や視覚、知的などさまざまな障害を持った人と一緒に活動する人形劇団は全国でもまれ。「障害の有無なんてささいなこと」という考えで障害者の社会参画も促してきた。【園部仁史】

 市心身障害者福祉センターが主催する人形劇講座の受講者らで1985年に結成。和食店経営、小磯保弘さん(66)=同市=が当初から代表を務める。「障害は隠すものではない。お互いに助け合って誰もが気にしなくなるような世の中に」と垣根をつくらない劇団の設立を発案した。人形劇を選んだのは客席との距離がなく、観客の笑顔を近くで見ることができるからだ。県内外の保育園や老人施設、障害者団体などで200回以上公演を重ねてきた。

 レパートリーはいずれも山陰の民話を基にアレンジした11演目。人気漫画「名探偵コナン」や「ゲゲゲの鬼太郎」でも題材とされた「人形峠の化け蜘蛛(ぐも)」や「伯耆かっぱ」「赤松の大明神」など。約40体の人形はいずれも発泡スチロールや着物の端切れなどを使った、メンバーの手作りで手が不自由な人でも動かせるように工夫した。現在は障害者4人を含む7~75歳の男女15人が毎週木曜夜、同センターで練習に励んでいる…

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