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ハンガリー・闘士の「変節」

/1 オルバン政権、隣国住民に投票権 民族主義利用、支持固め

オルバン首相=AP

 ハンガリーのオルバン首相(56)は2010年以降、周辺国に住むハンガリー系住民への支援を強化している。オルバン与党の幹部は「国境を越えたハンガリー(民族の国家)復活を目指している」と話す。第一次世界大戦の敗北で領土の5分の3を失い、ハンガリー系住民約1500万人のうち約300万人がウクライナ、セルビアなどの隣国で少数民族として差別されながら生きてきたという歴史が背景にある。だが、自国内でのハンガリーの影響力拡大を嫌う周辺国の反発は強い。オルバン氏は何をしようとしているのだろうか。【ウジホロド(ウクライナ西部)で三木幸治】

 11年、ハンガリー議会選挙で3分の2の議席を獲得したオルバン氏は憲法改正を断行した。新しい憲法にはこう書き込まれた。「ハンガリー政府は国境を越えてハンガリー系住民の運命に責任を持たなければならない」。ウクライナ西部ザカルパチア州ウジホロド。ここに事務所を構えるハンガリー民族政党「ハンガリー文化同盟」のラースロー・ブレンゾビッチ党首(55)は「他国のハンガリー系住民は初めて、母国から法的に身分を認…

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