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街角から

上からの脅威 上海支局・工藤哲

 「バーン」。ある夜、上海料理店で友人と食事をしていると、店内にごう音が響いた。跳び上がって隣のテーブルを見やると、太い金属棒が落ちていた。天井から外れたらしい。テーブルが一つ違えば自分に直撃していたかもしれない。店員は何事もなかったように片付けていたが、背筋が凍った。

 中国で、こうした落下物は店の中だけではない。大都市を中心に、高層オフィスや集合住宅の周辺でも頻発している。設置物が突然取れたり、住人が窓から物を投げたりしているのだ。

 中国紙「南方週末」などによると、落ちてくるのは花瓶やレンガ、リンゴ、ヨーグルトの瓶などさまざま。家庭内トラブルで逆上した男が、14階の窓からスマートフォンやパソコン、果物ナイフを投げ、下の車を直撃したことも。作業員が22階で空調機器の設置中に落とした部品が3歳の男児の頭に当たり、重体になったこともある。

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