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おはなしめぐり

「わたしのワンピース」出版50年 西巻茅子さん(80) 子どもたちが選んでくれた

絵本作家の西巻茅子さん

 花畑や星空など、主人公のウサギの行く先によってワンピースの模様が変わる「わたしのワンピース」が出版から50年を迎えた。世代を超えて愛され続ける絵本が生まれた背景を、絵本作家の西巻茅子さん(80)に聞いた。【聞き手・大沢瑞季】

 私にとって3作目の絵本で、どこにもないオリジナルのものにしたいと、気合を入れて作りました。レオ・レオニの「あおくんときいろちゃん」のように、絵が語るようなものにしたかったんです。スケッチブックにいたずら描きをしているうちに、子どものころ描いた三角形のワンピースを思い出しました。切り抜いて着せ替え遊びをしたように、ワンピースの模様が次々に変われば面白いと思いつき、ぱあっと一気にできました。

 でも、出版社からは「花畑を散歩すると、なぜワンピースが花模様になるか分からない」「花畑を転げ回るなど説明するためのページが必要だ」と指摘されました。私は強く反対し、押し通しました。その時、「大人には分からないんだ」と思ったの。当時は、絵は文章の添え物としか見られていなかった。出版後も反応がなく、「誰も認めてくれないんだ」と落ち込みました。

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