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05年「当時はそうだったのでは」 桜を見る会「60」首相枠 25日午前の菅官房長官会見詳報

記者会見で質問を受ける菅義偉官房長官=首相官邸で2019年12月25日午前11時37分、川田雅浩撮影

 菅義偉官房長官は25日午前の記者会見で、国立公文書館が開示した2005年の「桜を見る会」関連書類で首相が推薦した招待者に「60」という番号が明記されていたことについて、「当時はそういうことだったのではないか」と述べた。マルチ商法を展開して家宅捜索を受けた「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長が60番の区分の招待状を持っていたとされ、安倍晋三首相との関係が問題視されているが、菅官房長官は今も60番が首相枠かどうかについての調査は必要ないとの姿勢を改めて示した。【政治部/統合デジタル取材センター】

「10年以上前の資料、確認は難しい」

 ――国立公文書館にあった政府の決裁文書から、2005年の(「桜を見る会」準備書類の)招待区分番号「60」は首相推薦枠だったと判明し、「60」に関して初めて具体的に確認されました。首相枠として歴代引き継がれてきたとの見方が強まっていますが、政府はこれを認めますでしょうか。認めない、分からないとすればこれを機に「60」が首相枠かどうか改めて調査する考えはありますでしょうか。

 ◆まず国立公文書館の資料は10年以上前のものであり、確認は難しいですが、事務方によれば当時はそういうことだったのではないかと報告を受けています。過去の取り扱いも含めてですね、内閣府において関係者に確認をしたところ、招待者名簿は廃棄しているため個別の番号については定かではないですが、政府が提出している資料にある60番台というのは、以前から官邸や与党の関係だったと思う、ということであり、その旨を参議院内閣委員会理事会に報告をしているというところであります。

 ――政府はこれまで、60などの番号について、招待状の発送を効率的に行うために便宜的に付していると説明してきました。しかし、国立公文書館にあった資料は、招待状の発送とは全く関係がない決裁文書で、「区分」「招待者内訳」と明確に書かれています。招待状発送のための単なる便宜上の数字とは思えず、少なくとも2005年の時点では各推薦枠を表した区分番号として使われていたとみて間違いないと思うんですが、いかがでしょうか。

 ◆今申し上げましたけれども、10年以上前の話であり、確認は難しいと思いますが、内閣府の事務方によれば、当時はそういうことだったのではないかと、こういうふうに聞いています。

 ――今、当時はそうだったかもしれないとお認めになりましたけれども、その上で伺うと、推薦枠を表したこうした区分番号が、2005年から2019年の14年間の途中で招待状発送のためだけの便宜上の番号に変わったと理解するのは無理があるんですけれども、今年も含めて従来各推薦枠を表した区分番号として使われていたとは認めませんでしょうか。認めないとすれば、その理由を教えてください。

 ◆えー、まず、今申し上げましたように、えー、内閣府において関係者に確認したところ、招待者名簿を廃棄したために、個別の番号については定かでないですけれども、資料にある60番台というのは、以前から官邸や与党の関係者と思うとのことで報告をいたしました。そして、その際にも便宜的な、効率的に行うための便宜的な番号だったと報告を受けています。

政治家絡む招待者「長年の慣行で増えた」

 ――国立公文書館にあった政府資料ですけれども、2005年の政治家の絡む招待者内訳は、首相枠737人など計2744人でした。一方、今年分は首相枠1000人、自民党枠6000人など、約8000人です。政治家に絡む招待者がこの14年間で約3倍に膨れ上がったことが浮き彫りになりましたけれども、安倍政権として責任をどう考えますか。

 ◆まず、桜を見る会の招待者については、長年の慣行の中で増えてきたと、このことについては反省しなければならないというふうに思います。その上で桜を見る会について見直しを行うため、来年は中止をすることにいたしました。そして、今後幅広く、関係皆さんからご意見を伺いながら、招待基準の明確化や招待プロセスの透明化を検討しており、予算や詳細人数、これも含めてですね、全体的な見直しを行っていきたい、このように思います。

 ――この14年間に政治家に絡む推薦枠は約3倍、約5000人増になったにもかかわらず、首相枠は約250人しか増えていないということになり、不自然に感じます。2015年の政府資料でも、15年当時、首相・長官等の推薦者は3400人と記されています。長官の責任で聞き取りを行ったという今年の招待者内訳、特に首相枠1000人という数字は実態を表していないと思いますが、いかがでしょうか。聞き取り調査は本当に適切に行われたんでしょうか。

 ◆あの、私が適切に行いました。そして私の責任の下にお答えをさせていただきました。今、ご指摘をいただいた人数でありますけども、例えば、内閣府の事…

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