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上山友裕「満員の会場で金メダル目標」 パラリンピック

練習に励む車いすアーチェリーの上山友裕=大阪府東大阪市で2019年11月28日、梅田麻衣子撮影

 日本選手が初めてパラリンピックに出場したのは1964年の東京大会だった。半世紀あまりの時を経て、冬季競技や他競技からの転向選手ら多様な個性が輝く舞台は、刻一刻と迫っている。

ぶれない矢 金に照準

アーチェリー 上山友裕(32)

 高校ラグビーの聖地・花園に近い東大阪市の練習場に、「ヒュッ」と軽快な音が響いた。生駒山から寒風が吹き付ける中、70メートル先の的へ正確に矢を放っていく。多いときで1日に300本を数える練習を重ね、世界ランキングは2位(2019年12月現在)まで上昇。「満員の会場で金メダル。それが東京パラリンピックでの目標」と2度目のパラリンピックに照準を定めている。

 友人に誘われ、同志社大で競技を始めた。卒業後も勤務先でサークル活動を続けたが、23歳の冬に異変が生じた。電車に乗るために走ろうとしたが、足がついてこない。原因不明の病気で両脚の自由を失い、車いす生活になった。

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