メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

赤いダイヤ

身に覚えない個人情報が「犯罪者」として街角にさらされる 中国情報管理の過熱

 上海に近い江蘇省無錫市。10月上旬、大学の講義を終え、タクシーで家に向かっていた女子大学生(22)は思わず声を上げた。窓越しに見た繁華街に設置された大型モニターに、友人の顔写真が映し出されていたためだ。一部がモザイクで隠されてはいるものの、名前や身分証の番号までさらされている。急いで写真を撮り、友人に送ると「確かに私のようだ」との答えが返ってきた。

 モニターは「交通違反者暴露台」と呼ばれる。信号無視など市民の交通マナーの悪さに頭を痛めた地元警察が2017年8月、市内3カ所に設置したものだ。交差点の監視カメラが信号無視など交通ルールに違反した歩行者や自転車を自動で探知。撮影した画像の顔写真と、当局が保有するデータを照らし合わせて本人を特定し、5分以内にモニターに表示する。特定率は95%以上といい、違反者には警察から連絡が入り、罰金が命じられる…

この記事は有料記事です。

残り3407文字(全文3783文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ファクトチェック 菅首相発言「Go Toトラベルでの感染者7人」はミスリード

  2. オリックス・竹安が新型コロナ陽性 1軍の活動には影響なし

  3. 山口組分裂5年 特定抗争指定の効果じわり 一部で脱退の動きも

  4. 大相撲の元小結豊山が死去 72歳 先代湊親方

  5. 「ヒステリックブルー」元ギタリスト、強制わいせつ致傷容疑で逮捕 埼玉県警

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです