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ハンガリー・闘士の「変節」

/3 深まる露との「蜜月」

ロシアが最大の株主である国際投資銀行の本社が入る建物=ブダペストで2019年10月28日、三木幸治撮影

 「国を成功させるのはおそらく民主主義ではない。成功者はシンガポール、中国、ロシアなどだからだ」=ハンガリー・オルバン首相(2014年、ルーマニアでのイベントで)

     ◇

 ハンガリーの首都ブダペスト中心部から車で約10分。目立たないビルの一角に今年6月、「国際投資銀行」の本社がロシアから移転してきた。旧ソ連が主導した経済相互援助会議(コメコン)が設立し、今もロシアが最大の株を持つ銀行だ。「ロシアの諜報(ちょうほう)機関がここを拠点に欧州連合(EU)に入り込む可能性がある」と欧米諸国は懸念する。

 冷戦崩壊前、「反ソ連」の闘士だったオルバン氏。10年以降、司法や経済を支配する強権国家をつくり始めると、ロシアへの態度を180度変えた。「ロシアの独裁的な統治手法を取り入れた上で、ロシアから不透明な金を引き出し、政権の資金源にすることが目的だ」。シンクタンク「ポリティカル・キャピタル」のピーター・クレコ代表はそう指摘する。

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