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時代の波にもまれる日本企業や組織を描く「変革」第11部は、04年の球界再編問題から大きく変化してきたプロ野球のパ・リーグに迫る。

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第11部 プロ野球 パ・リーグ/10 12球団死守、参謀の夏

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福岡ドームで、球団合併に反対する横断幕を掲げるファン=野田武撮影
福岡ドームで、球団合併に反対する横断幕を掲げるファン=野田武撮影

 東京・六本木の会議室。ヤフーなどIT関連業者の若手や学生が集まるネット社会の勉強会で、知的財産に詳しいとして講師に招かれた弁護士の石渡進介(50)は全く違う話を始めた。「プロ野球の近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブが合併し、球団数が減ろうとしている。大変なんだ」と切り出し、12球団維持を訴えた。

 2004年夏、石渡は労組日本プロ野球選手会の顧問弁護士も務めていた。石渡の言葉をきっかけに、プロ野球とは関係の薄い人物たちがのめり込んでいく。その中心が、勉強会の主催者で当時、民主党所属で参院議員1期目の新人政治家・鈴木寛(55)=現・東大、慶大教授=だった。

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