会員限定有料記事 毎日新聞
立憲民主党の福山哲郎、国民民主党の平野博文両幹事長は27日、東京都内のホテルで会談し、衆参両院一体で党合流を目指すことで一致した。年明けに党首会談を開き、党名や人事を含めて最終合意を目指す。ただ、国民内には、立憲が目指す「吸収」合併への反対論が根強く、協議はなお曲折が予想される。
幹事長間の合流協議は今月19日に始まり、この日で7回目。福山氏は会談後、記者団に「一つの政党になることを目指し、政権を担える強力な体制を築く必要性を共有した」と述べた。平野氏は「大義のために、大きな塊を目指す」と語った。
会談では、立憲にない代表選規定を合流後速やかに策定することや、国民が求めていた衆院選比例代表での名簿登載順位を「(いずれの党出身者も)同一順位とする」ことも合意した。国民側は「対等な立場での協議」を条件に協議に臨んでおり、立憲が一定の配慮を示した形だ。平野氏は「幹事長レベルで詰められるところは詰めた。政治判断が必要なところは、党首会談に委ねる」と語った。
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