海自中東派遣の閣議決定全文

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中東海域での航行の安全確保を目的とした海上自衛隊の独自派遣を決定する閣議に臨む安倍晋三首相(左から3人目)。右端は河野太郎防衛相=首相官邸で2019年12月27日午前9時7分、川田雅浩撮影
中東海域での航行の安全確保を目的とした海上自衛隊の独自派遣を決定する閣議に臨む安倍晋三首相(左から3人目)。右端は河野太郎防衛相=首相官邸で2019年12月27日午前9時7分、川田雅浩撮影

<中東地域における日本関係船舶の安全確保に関する政府の取組について>

                令和元年12 月27 日

 中東地域の平和と安定は、我が国を含む国際社会の平和と繁栄にとって極めて重要である。また、世界における主要なエネルギーの供給源である中東地域において、日本関係船舶(日本籍船及び日本人が乗船する外国籍船のほか、我が国の船舶運航事業者が運航する外国籍船又は我が国の積荷を輸送している外国籍船であって我が国国民の安定的な経済活動にとって重要な船舶をいう。以下同じ。)の航行の安全を確保することは非常に重要である。

 中東地域において緊張が高まる中、船舶を対象とした攻撃事案が生起し、令和元年6月には日本関係船舶の被害も発生している。このような状況に鑑み、各国は、同地域において艦船、航空機などを活用した航行の安全確保の取組を強化している。米国は、海洋安全保障イニシアティブの下、英国や豪州等と共に、艦船等による活動を行っており、フランスも、欧州諸国のイニシアティブに取り組んでおり、アラブ首長国連邦に司令部を設置す…

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